KDDIスーパーワールドカード
日本を出発する前に購入する料金前払い式のプリペイドカード （電話カード）です。 いろいろと比較した中で、最も簡単で使いやすく、料金も手頃、何より安心なので、筆者は海外から日本への国際電話でKDDIスーパーワールドカードをおすすめすることが多いです。
では、このプリペイドカードのおすすめ出来る利点をざっと挙げてみましょう。
手続きが何もなく、プリペイドカードを購入するだけですぐに国際電話がかけられる。- 国際電話のかけ方がとっても簡単。どの国から国際電話を掛けても全て日本語のアナウンス
で言葉の心配が無く、日本語だけで事が足りるため、事前の下調べも不要。
- 街中の公衆電話はもちろん、ホテルの客室からも国際電話が掛けられるので便利。
- お得な国際電話料金。また、額面の高いプリペイドカードであるほど、さらに長い国際通話
が出来るので非常に割安。
- 料金前払いのプリペイド式の電話カードなので、後から高額な国際電話料金を請求される
心配がなく、安心して国際電話がかけられる。
- 日本から国際電話を掛ける際は、固定電話だけではなく携帯電話からも利用可能。
- プリペイドカードの額面分使い切れなくても、日本国内通話でも使えるので損がない。
日本国内全国一律料金なので、極端な話、北海道から沖縄に電話をするような長距離通話ではとってもお得！
- KDDI専用回線（IP電話ではない）なので、回線が安定しており、音質が抜群。
- 国際電話をかけるにあたってメリットは色々あるが、これと言ってデメリットが無い。
どのくらいの時間、国際電話が掛けられるのか？
この国際電話プリペイドカードが便利なことは理解できても、「ではいったい、どのくらいの時間通話が出来るのか？」 が一番知りたいポイントだと思います。 そこで、公表されている国際電話料金をもとに、計算してみました。
- フランスから日本への国際電話： 1000円のスーパーワールドカードで７分１２秒。
- 中国から日本への国際電話： 1000円のスーパーワールドカードで３６分３０秒。
日本時間が夜間の時に一般加入電話に国際電話をした場合。
数ある国際電話サービスのなかで、この料金よりも格安料金の国際電話が確かに存在しますが、安いだけで回線が不安定、ノイズが多く聞きづらいなどのリスクを考えればおすすめ出来ず、KDDIスーパーワールドカードの国際電話はコストパフォーマンスが非常に良いといえます。
事実、KDDIスーパーワールドカードは「国際電話プリペイドカードの支持率Ｎｏ．１」という調査結果がでているので、自信を持っておすすめ出来ます。 2010年 ネットエイジア調べ
プリペイドカードの種類
KDDIスーパーワールドカードには、500円、1000円、3000円、5000円、7000円とあり、額面が高くなればなるほど割安になります。例えば、1000円のカードなら1050円分の通話が出来、7000円のカードなら7850円分の通話ができるという具合。
例えば、出張や留学など、海外に長期滞在する場合は額面が高いプリペイドカードがおすすめです。
また、ホームステイなど他人の家に滞在する場合は、電話代を心配するホストファミリーが多いため、前払いで安心のプリペイドカードが最もおすすめできます。
海外から日本への国際電話のかけ方 （KDDIスーパーワールドカード）
- アクセス番号（KDDIスーパージャパンダイレクト番号）を押す。 [各国のアクセス番号] ホテルの客室から掛ける場合は、最初に外線番号をダイヤルしてからアクセス番号を押す。
- 「こちらはKDDIです。カード番号とシャープをどうぞ」と日本語でアナウンスが入るので、そのとおりに、お手持ちのカード番号とシャープを押す。
- 81（日本の国番号）＋市外局番から電話番号を押す。例： 03-1234-5678 に国際電話を掛ける場合 → 81-03-1234-5678
： 090-1234-5678 に国際電話を掛ける場合 → 81-090-1234-5678 国際電話では、通常市外局番の頭の0を取ってダイヤルすることが一般的ですが、KDDIスーパーワールドカードのアクセス番号から日本へ国際電話をする際は、0を取らずにそのままダイヤルして下さい。
- たったこれだけの操作でお話しできます。 国際電話が本当に簡単！尚、ホテルの客室から国際電話を掛ける場合は、ホテルの外線番号を押してから、上記1〜3の番号を押します。 外線番号はホテルにより異なるので、ホテルで確認。 外線は英語で outside call と言います。
時差に気をつけよう！海外旅行や海外出張中、お昼なら大丈夫だろうと思って国際電話をしたら、日本の時間は深夜だったため、人を起こしてしまって怒られた！ なんて話、ときどき耳にします。
必ず、自分がいる国の時間と日本の時間の時差を計算して、いつ日本へ国際電話をすればいいのかを考えておきましょう。 
世界の時差 一覧表
どこでKDDIスーパーワールドカードが買えるか？
日本の主要空港でも販売していますが、出発前の忙しい時に売り場を探し回るのは避けたい。 そこでおすすめするのがインターネットによる事前購入です。 これなら24時間いつでも好きな時にオンライン購入できるので大変便利なだけでなく、額面より格安で購入することが出来ます。
裏技！上記でご案内したKDDIスーパーワールドカードの有効期限を伸ばす裏技が！
複数のカードを合算できる旨は既にご案内しましたが、そのルールとして、AのカードにBのカード残高を合算する場合、KDDIスーパーワールドカードの有効期限はAのカードに統一されるのです。
裏技とは、このルールを上手に活用する事に有ります。つまり、新たに500円のKDDIスーパーワールドカードを購入し、有効期限の近づいたKDDIスーパーワールドカードを合算させれば、有効期限切れによるプリペイドカード残高の消失を免れることが出来る。
頻繁に海外へ行き、頻繁に国際電話を掛ける事が多い方には、非常に有効な裏技です。
海外旅行先での国際電話に関する事例
ホテルから日本に国際電話を掛けたが、チェックアウトの時に高額の国際電話料金が請求されてしまい驚いたという話、よく聞く話ですが、ホテルでの電話料金はホテルによって異なり、ホテルスタッフも日本まで国際電話代がいくらか？など知りません。 先進国の一部ホテルではローカル料金並の割安料金で国際電話が掛けられる場合もあるのですが、一般的にはホテル独自の手数料を乗せて国際電話料金を請求するため、高額な料金になることが多々あるのです。
こんな時KDDIスーパーワールドカードがあれば、代金前払いのプリペイドカードなので、カード額面以上の料金がかかることは絶対になく、安心して国際電話が掛けられておすすめ。
更に、お得な料金が設定されており、国際電話料金が事前にわかっている安心感もあります。
また、街中で財布を盗まれてしまい、クレジットカードを止めるために国際電話をしたかったが、国際電話のかけ方がよく分からなかったために、ホテルに戻ってから国際電話で連絡したが、既にクレジットカードが使われていたという事例も。
海外での国際電話はかけ方も言葉もよくわからず、戸惑う事がありますが、KDDIスーパーワールドカードなら、盗難されてすぐ近くの公衆電話から日本語でカード会社に国際電話を掛けられます。クレジットカードの盗難は時間が勝負です。
その他、公衆電話からコインで国際電話をしたが、思ったよりも早くコインが切れてしまった。現地のテレホンカードを購入して国際電話を掛けたが、額面分使い切れずに損をしたという経験をされた方も非常に多い。（筆者もその一人である）
プリペイドカードでの国際電話は、既に料金前払いでプリペイドカード（又はカード番号）を購入しているため、国際通話料金が請求されることはない。しかし、ホテルによっては客室の電話機を使うと電話使用料（つまり手数料）を請求される事があるので要確認。ホテル内でも公衆電話なら、電話使用料はかからない。 ただし、公衆電話であってもコインを入れなければ動作しない電話機も存在する。
プリペイドカードの使い方