イタリアのおみやげ おすすめは?
イタリアの代表的なお土産といえばベネチアングラスなどの伝統工芸から一流のブランド品などお土産天国と言えますが、知り合いへのお土産なら食料品がおすすめです。特に人気があるのがワインやパスタ、伝統的なお菓子などで、詳しくは右記のお土産特集ページでご紹介します。
しかし、イタリアのツアーでいつも問題となるのがお土産を買う時間が無いこと。特に8日間のツアーでは自由時間がほとんど取れないのがイタリアのツアーです。貴重な自由時間を他人のお土産探しで潰すことほど、もったいない話はありません。自分のためのお土産探しの方が重要です。
そんな時におすすめなのが お土産宅配サービス です。
ミラノ ロンバルディア州 イタリアの絶景写真
ミラノ
紀元前3世紀頃、古代ローマ人によって町が築かれたが、ミラノという名が世界史の舞台に現れたのは、284年にローマ帝国の4分割統治が始まり、この地が西ローマ帝国の拠点となった時のこと。 また、それまで迫害をされていたキリスト教を313年、コンスタンティヌス帝がキリスト教を公認(ミラノ勅令)した地としも知られる。
ミラノは11世紀末に自治都市として独立を果たし繁栄。近隣の自治都市と同盟を結び(ロンバルディア同盟)、足場を固めていく。
ミラノが最盛期を迎えたのは13世紀末〜15世紀半ば、ヴィスコンティ家とスフォルツァ家の支配の時代。14世紀にはヴィスコンティ家の支配する領土は北イタリアをほぼ全域手中に収め、ミラノの繁栄を象徴するドゥオモの建設が始まったのもこの時代である。
その後、スフォルツァ家の支配に代わり、15世紀末、レオナルド・ダ・ビンチのパトロンとしても知られるロドヴィーコの時代になると、ミラノの繁栄は頂点を極める。
ロドヴィーコはサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に「最後の晩餐」をレオナルド・ダ・ビンチに依頼し描かせるなど、多くの芸術家がロドヴィーコのもとで制作に励んでいた。
しかし、フランスのルイ12世によるミラノ侵攻のため、スフォルツァ家による繁栄もわずか数十年で幕を閉じる。その後、スペインの統治下に置かれ、この支配は170年間続き、その後はオーストリアのハプスブルク家の支配、ナポレオンの侵攻を受けた後に再びオーストリアの支配と、めまぐるしく他国の支配を受けていく中、ミラノはイタリア経済と産業の中心としての地位を固めていく。
特に、ミラノは2度のオーストリアの支配の下で繊維業が大きく発展し、現在に至るイタリア経済の基盤やファッションの都としての基盤は、こうした時代の流れによるもの。
現在のミラノはイタリアの商業、経済、出版の中心、また、近代では様々なメディア、デザイン、ファッションの発信地として、実質的なイタリア第一の都市として機能している。