海外ホテルの選び方と予約サイトについて
海外個人旅行、または海外出張する方に強い見方なのがホテルの格安予約サイト。数あるホテルの中から価格、立地条件、設備、クオリティーなど様々な条件や目的に合ったホテルを選ぶことが出来、割引料金でオンライン予約できるので便利でお得です。
ただ、海外ホテルの予約サイトと言ってもいろいろとあり、価格は安いけどサポートが最悪、予約トラブルが多めのサイトなども実際にあります。
そこで、当サイト代表がおすすめする海外ホテルの予約サイトの特徴を比較し、おすすめポイントなどをご紹介したいと思います。
目次
ホテル選びのポイント
- 立地条件。ホテルから街の中心部や駅、空港までのアクセスのしやすさ
- 部屋の設備。ベッドのタイプ、シャワー or バスタブ付、眺め、Wi-Fiなど
- 価格(朝食込みかをしっかり確認!)
- クチコミ情報がある場合は評判をチェック。数人のクチコミ内容を見る
- ホテルの内装・インテリアなどの雰囲気
- ホテルの施設やサービスなどの付加価値
参考: ホテルの選び方
特に上位4つはホテル選びの要になるので十分比較しましょう。更に、リゾートなど滞在型の場合は、クチコミの評判をしっかりと確認することを強くおすすめします。
海外ホテルのオンライン予約 おすすめの格安予約サイト
エクスペディアは世界3万都市の海外ホテルを予約できる世界最大の海外旅行予約サイト。最大の特徴は見やすさと使いやすさ、宿泊の直前割引や60日前の早割、そして知名度と信用。
サイトの使い勝手は良く、コロナ禍でも安心できる「安全衛生対策」や「キャンセル無料」の検索条件でホテル絞り込みもでき、部屋の設備やサービスによる絞込み検索、所在地の地図、ホテルの設備やアメニティー情報もしっかり。また、クチコミや利用者の満足度評価もあるので参考になる。
尚、日本語コールセンターがあるものの全く電話が繋がらない、対応が悪いという評判は有名なのでサポートは期待しない事。
尚、格安航空券も扱っているが、他に優れた格安航空券専門サイトが多数存在するため、海外ホテル予約の利用がおすすめ。
エクスペディア、agoda、Trip.comなど複数のホテル予約サイトを一括検索できる料金比較サイトです。世界的にも知られたホテル検索サイトで、ブッキングホールディングスの傘下企業ですから信用して利用できます。尚、ホテルズコンバインドは料金比較サイトであり、予約サイトではありません。実際の予約は複数のホテル予約サイトで行います。
さすが料金比較サイトだけのことはあり料金がわかりやすく、実際にお得な料金のホテルが簡単に探せます。
ただ、レビュー数が少ない上に見にくさもあるので、レビューはホテルズコンバインドで表示されるものではなく料金表示された予約サイトのレビューで確認した方がいいでしょう。ですので、使い方としては既に下調べをして気になっているホテル名で検索をするという使い方はとても便利だと思います。

agodaは特にアジアのホテルに力を入れているのが特徴のホテル格安予約サイト。本社がバンコクからシンガポールに移転していることからもアジアを起点にしているのがよくわかる。
世界的にも有名なホテル格安予約サイトだけのことはあり、実際にアジアに関してはお得なホテルが出てくることが多く、筆者もアジアに行く際は必ずチェックしています。ただ、安いだけで信用ならない安宿も掲載されているため、口コミなどある程度しっかり確認すること。また、お世辞にもサポートは良くはないので自力で解決できる人向けともいえる。
支払い方法はクレジットカードとPayPalのみ。

Booking.comの最大の特徴は海外ホテルの取り扱い数は数ある予約サイトの中でもトップクラス。他の海外ホテル予約サイトでは扱っていないような小さなホテルまで探せ、価格も安い。また、現地支払いできる海外ホテルが多いのも特徴。コロナ禍でも安心できる「健康・安全に関する取り組み」や「キャンセル無料」の検索条件でホテル絞り込みも可能。
世界的に人気があるホテル予約サイトだけのことは有り使い勝手は良いですが、Booking.comのホテル審査がかなり甘いため、問題が起こりやすい質が悪いホテルも多数扱っているのが少し難点…。つまり、予約サイトは問題が無くても問題のあるホテルに当たる可能性もあり。ある程度自分でトラブルを解決できる人や、ホテルの目利きのできる人にはおすすめですが、サポートが弱いので海外出張では心配な面がある。また、南米のホテルではデポジットを直接ホテルに国際送金かPayPalで支払わないと予約が落とされるホテルもあるので、注意事項をしっかり読むこと。
その他、掲載写真も適当なものが多く、結局はどのホテルを選ぶか? 予約する人の判断力が問われる予約サイトです。
Hotels.comの最大の特徴は、「10泊したら1泊無料」という他の海外ホテル予約サイトにはない独自サービスがあること。ただ、1年間で10泊以上しないとカウントは0に戻ってしまうので、年間10泊以上する人以外はメリット無し。ちなみに、1泊無料とありますが、実際は10泊の平均宿泊代金の割引を受けられるという内容。支払い方法は事前(予約時)にカード決済はもちろん、海外ホテルで直接払いもできるので使い勝手が良いです。
海外ホテル検索は、Wi-Fi無料、キッチン、スパ付きなどの設備別、コンドミニアム、ファミリー向け、ビジネス、空港近くなどのテーマ別の条件で絞ることも可能。この海外ホテル予約サイトは上記エクスペディアの子会社のため、取扱いホテルはエクスペディアとほぼ同じで料金も同じです。
ホテル内の写真も豊富で、ホテル所在地の地図も確認でき、利用者のクチコミ情報、満足度の5段階評価も有り。もう一つの特徴は日本語カスタマーサポートの丁寧な対応。
中国最大手オンライン旅行会社でスカイスキャナーの親会社でもあり、近年日本でも一気にシェアを広げてきました。
Trip.com の最大の特徴は中華圏では断然強いこと! この一言に尽きます。中国全都市はもちろん香港、マカオ、台湾を含む中華圏全般での取扱量が多いです。
良くも悪くも中国でのビジネスは圧倒的に中国人によるネットワークが強く、その意味でもやはり中国のホテルは他のサイトと比較してもTrip.comが圧倒的に有利です。

一般的な海外ホテル予約サイトではまず扱っていない宿泊施設といえばゲストハウスやユースホステルといった「ドミトリー(共同部屋)」の格安の簡易宿泊施設です。
そういった宿を探す&予約するのにおすすめなのがアイルランドに本社がある「ホステルワールド」という格安ホテル専門の予約サイトです。世界中のバックパッカーや長期旅行者に人気がある予約サイトで、170か国、35000件の掲載数があり、とにかく安いです。
利用方法は他の海外ホテル予約サイトとは少し違い、予約時に宿泊料の10~20%を頭金(デポジット)として払い、残額を現地払いするというシステム。ちなみに、料金表示が凄くわかりにくく、ルームチャージの場合とベッド1台の場合の値段がごちゃ混ぜなので、支払額をしっかり確認しましょう。
海外ホテルの星の数・格付けの基準について
ホテルの星の数はホテルのグレード・ランクを示すもの。ところが、この星の数は当てにならないことが多々あるので注意が必要。
この格付け基準は国によって違い、客室数、スタッフ数、スタッフが外国語を話せるか、エレベーター数、プール付きかなどの基準があり、それを満たせば星が付くという仕組みが一般的。つまり、客室や設備が古く、サービスが悪くてガッカリしてしまうようなホテルでも、それらの基準をクリアすれば星が付いてしまうのです。また、全てが素晴らしいホテルにも関わらず、プールが無い、部屋数が少ないという理由で星を落としているホテルも存在します。
つまり、星の数だけで判断せず、写真やクチコミの内容などで、ホテルの雰囲気を見極めることが大事。