おすすめのスーツケース
サイズと選び方
スーツケースの選び方、おすすめのサイズと人気スーツケース
カバン選びは海外旅行前の準備でとても重要! しっかりと選びましょう。
「どのくらいの大きさのスーツケースやキャリーバッグを準備しよう?」と迷われる方は多いと思います。『大は小を兼ねる』という言葉が使われることがありますが、旅行バッグにおいては必ずしも正しいとは言えません。
スーツケースが大きすぎると重量が重くなるために小回りが利かず、持ち運びで体の負担になるからです。特に個人旅行では大きな負担! カバン自体が重いと飛行機の重量制限に引っかかりやすくなりデメリットばかりです。
用途や期間別にスーツケースの大きさや容量、日数による旅行バッグの選び方を世界77周以上の旅経験を持つプロの視点でご紹介します。
メニュー
- 日数別 容量・サイズの選び方一覧表
- 品質重視のおすすめスーツケース
- スーツケース選びの注目ポイント
- スーツケースの人気ランキング
- キャスターによる選び方
- フレームとファスナーの違い
- ソフトタイプとハードタイプの違い
- 鍵タイプによる選び方
- 家族旅行のスーツケースはどうする?
- スーツケースのレンタルについて
スーツケースの選び方 サイズ・容量の目安と選び方 一覧表
1人の場合
お店などではスーツケースのサイズを縦の長さやS・M・Lなどで表すのが一般的ですが、最も注目しなければいけないのは容量です。
このサイズ表は春~夏の男性を基準にした旅行日数の目安です。女性の場合は男性よりも持ち物が若干増えることが多いのでその辺も加味してサイズ選びをすることをお勧めします。また、冬など衣類がかさ張る時期は少し大きめを選ぶようにしましょう。
スーツケースのサイズ | 容量 | 旅行日数の目安 |
50~59cm Sサイズ | 45~59L | 3泊~7泊 |
60~64cm Mサイズ | 60~74L | 7泊~10泊 |
65~69cm Lサイズ | 75~84L | 10泊~2週間 |
70~73cm LLサイズ | 85~94L | 2週間以上 |
74cm以上 3Lサイズ | 95L以上 | 長期滞在 |
2人の場合
スーツケースのサイズ | 容量 | 旅行日数の目安 |
50~59cm Sサイズ | 45~59L | 2泊~3泊 |
60~64cm Mサイズ | 60~74L | 4泊~5泊 |
65~69cm Lサイズ | 75~84L | 6泊~8泊 |
尚、当サイト代表が1人で海外出張に出る際は55L(Sサイズ)のスーツケースで10日間でも全く問題なく、55Lのスーツケースに機内持ち込みサイズのショルダーバックを組み合わせることで2週間の海外渡航にも対応させています。つまり、スーツケースのサイズ・容量の目安はその人の旅行スタイルによっても随分違うので、あくまで「参考」として捉えてみて下さい。
最も扱いやすいスーツケースのサイズはどのサイズ?
55~65L程度のスーツケースは扱いやすくておすすめです。このサイズのスーツケースは軽量タイプであればカバン自体の重さが4kg程度なので、荷物を詰め込んでも20kg以下で収まると思います。この重さなら小回りも効いて持ち運びしやすい範囲ですし、階段での持ち運びも問題ないため、ヨーロッパ個人旅行で鉄道移動をする場合でも旅しやすい大きさです。逆を言うと、これ以上大きなサイズは移動が多めの個人旅行には適しません。旅慣れた人で荷物が少なめであれば、冬服持参でも2週間はこなせる容量です。
その他、身長が155cm以下の方や、体力に自信がない方(高齢の方など)は、50L程度の小型スーツケースがおすすめです。間違ってもLサイズ以上は選ばないようにしましょう。持ち運びが苦痛に感じて旅行が楽しめなくなります。
逆に扱いにくいサイズは90Lを超えるサイズです。出来ることなら90L以上は避けましょう(長期滞在や1か所滞在の場合はその限りではない)。小回りが利かず、力に自信がある男性でも持ち運びが大変です。また、飛行機の重量制限に引っかかりやすく、スーツケースが重いと荷物が破損するリスクが格段に上がります。
スーツケースの購入ポイント・選び方
- 軽量スーツケースを選ぶこと
- 価格が多少高くても軽いスーツケースを選びましょう。特に個人旅行の場合は最重要項目とも言えます。カバン自体が重いと荷物の総重量が上がるため、ちょっとした段差でも力が入り取り回しも悪くなるため移動で体力を奪われやすくなります。つまり、旅行全体に悪影響です。
- スーツケースは「大は小を兼ねない」
- 自分の用途や体力に合ったサイズのスーツケースを選びましょう特に体が小さめの人や体力に自信がない女性の場合、カバンが大きいと取っ手の位置が高くなるため変に力が入り、小回りも利かなくなるので体に相当な負担がかかります。また、コインロッカーなどに預ける場合はLLサイズだと入らないことが多いなど旅行の仕方にも影響します。
- キャスターは大きめで丈夫なものを選ぶ
- キャスターが大きいと小さな力でスムーズに動くため移動が大変楽です。特に女性や高齢の方はキャスター選びは大事です。後述するシングルキャスターとダブルキャスターの違いも用途によってメリット・デメリットが違うのでしっかり選んでください。
- 使いやすいスーツケースを選ぶ
- カバン内の仕切りは全面ファスナータイプが圧倒的に使い勝手が良いです。その他、ファスナーポケットの数、鍵はキーかダイヤルロックかといった違いだけでも随分と使い勝手が変わります。旅行が移動型なのか滞在型なのか、電車やバス移動が多いのかなどご自身の旅行スタイルを想像してみましょう。実際の利用イメージを想像すればある程度どんなスーツケースを選べばよいかある程度絞り込まれると思います。
- アメリカ発着があるならTSAロック推奨
- アメリカの空港(ハワイ、グアムを含む)で発着(乗り継ぎを含む)がある場合は「TSAロック」機能が付いたスーツケースを選ぶことを強くおすすめします。
- スーツケースのデザインの妥協
- スーツケース表面が光沢のある鏡面仕上げになっているものは見た目が綺麗でスタイリッシュですが、擦れや傷が目立ちやすいというデメリットがあるので、それを妥協できるか出来ないかは大きなポイント。飛行機に荷物を積み込めば必ず擦り傷ができると思って下さい。その他、ソフトタイプのスーツケースの場合は雨対策は考えておいた方がいいかもしれません。
- 安物はおすすめしません
- 本当にすぐに壊れます。安い理由は必ずあるのです。
例えばAmazonランキングでスーツケース人気ランキングでは1万円以下の格安スーツケースが上位に入り評価も高いです。理由ですが、購入者は初回利用後に評価することが多く、初回の利用なら不具合は出にくいうえ国内旅行なら負荷が少ないのでやはり不具合は出にくいため「コスパが良い」と高評価になります。しかし、2回目・3回目(1年後や2年後)にはガタが出てきて安さの代償に気付くわけです。Mサイズ以上で10000円以下のスーツケースはお勧めしません。

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スーツケースの便利アイテム
スーツケースやキャリーバッグの上に手提げかばんやボストンバッグ、紙袋を載せて移動する時に便利。荷物がずれ落ちることなくスーツケースを引っ張ることができます。
折り畳み式のナイロン製ボストンバッグで容量は32L。機内持ち込み可能サイズで重さは173gという驚異的な軽さ。生地は防水で耐久性がありファスナーは高品質のYKK製。畳めばペチャンコで荷物にならず、お土産が増えた時に大変役立つ。
ポケットサイズの荷物はかり。近年は荷物の重量制限が厳しく重量オーバーの追加代金も高額。カバンの重さが心配なときに便利。最大50kgまで計量でき重さはわずか98gなので荷物になりません。
スーツケースの最高峰 リモワはどこで買う?

Rimowaといえばジュラルミン製(アルミ合金)とポリカーボネイト製トランクを世界で初めて発表した創業1898年のドイツ老舗メーカーで、最大の特徴はその強度と高品質な質感。世界が認める最高峰のスーツケースとして有名ですね。特にアルミ合金製スーツケースの場合は板金修理が可能なため一生もののスーツケースと言われます。
しかし、正規オンラインストアーはやはり高額で手が出ないという方も多いはず。そこで注目したいのは価格が安い並行輸入品です。
並行輸入品とは正規店以外の業者が日本に輸入したものであり、基本的には全く同じもの。正規店が販売しているか、正規店以外のお店が販売しているかの違いです。また、並行輸入品も日本の正規ルートで修理してもらえます。
ただ、並行輸入品の最大のデメリットは偽物である可能性があること。つまり、並行輸入品を購入する場合に最も注意したいのはお店の信用です。
そこでお勧めしたいのがAmazonの「販売元がAmazon.co.jp」の商品です。Amazonなら信用度が高いだけでなく不具合があってもしっかり対応してくれます。その他、販売元が「欧州ポーター」というマーケットプレイスは会社がドイツにありドイツから直送された商品なので信用できると思います。
下記から販売元がAmazon.co.jpと欧州ポーターに限定したRimowaのページに行けるので参考にどうぞ。大きさやジッパータイプ(ポリカーボネイト)などで絞り込むこともできます。
AmazonのRimowaスーツケース

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スーツケースの選び方 注目すべきおすすめのポイント
世界中を飛び回る当サイト代表が日々のスーツケース持ち運びで感じている注目すべきポイントです。スーツケース選びの参考にしてみて下さい。
キャスターによる選び方 メリットとデメリット
スーツケース選びで重要となるのがキャスターです。キャスターにも種類があり特徴があるため、どこを見れば良いのかについてご紹介。
2輪と4輪キャスターの違いと特徴
2輪キャスター
- キャスターがバッグ本体に固定されている構造のため衝撃に強くて壊れにくい
- 石畳や段差でも転がしやすい(腕は疲れる)
- 4輪と比較するとキャスターの音が静か
- 4輪と比較すると軽い
- カーペットの上ではタイヤが沈んでしまって引っ張るのに力が必要で疲れる
- 人ゴミの中で二輪を引っ張るのは危険で気を使う
- 10kg程度の重さになるとわずかな距離でも苦痛なほど腕が疲れる
4輪キャスター
- 荷物が重くなっても2輪ほど腕が疲れず、移動が楽々でスムーズ
- カバンの上に荷物を置いても安定して引っ張れる
- 2輪キャスターと比較すると石畳などデコボコした道や段差が得意ではない
- キャスターが出っ張った構造のため衝撃に弱く、2輪に比べて壊れやすい
使いやすさの点では圧倒的に4輪キャスターです。引っ張る力が断然小さいので疲れにくいです。体への負担は旅行に直接影響するため、疲れにくいというメリットは非常に大きいです。ただ、石畳や道が悪い場所での利用が多いと4輪キャスターはすぐに壊れるので注意が必要です。
一方、2輪キャスターは荷物が軽ければ使い勝手良いです。キャスターが邪魔にならないのでカバン自体の収納に便利。例えば車のトランクに入れる場合はキャスターが引っ掛からないので出し入れしやすいといったメリットもあります。また、石畳など段差が多い場所で酷使しても壊れにくいです。
ダブルキャスター(8輪キャスター)のメリットとデメリット

最近多いのが1つのキャスターに2つのタイヤが付いているダブルキャスターです。最大のメリットは段差やカーペットの上で転がしやすいこと。例えば石畳が多いヨーロッパでは段差で引っ掛かりにくく、カーペットが敷かれたホテル内や機内でタイヤが沈みにくいので最小限の力で転がすことが出来ます。尚、タイルやフローリング、綺麗に舗装された道路など固くて平らな場所では通常のシングルキャスターと全く同じです。
デメリットとしては若干重くなることや価格が高くなること、シングルキャスターと比較すると耐久性が劣る点です。とは言え、それらのデメリットよりも利便性のメリットの方が大きいです。
フレームタイプとファスナータイプの違い メリット&デメリット
ここ10年ぐらいで随分と普及してきたのがファスナータイプのスーツケースですが、ファスナータイプに不安を感じている人がいらっしゃるのも事実。実際はどうなのか? フレームタイプと比較してみたいと思います。
フレームタイプ
- 剛性が高いため衝撃や圧力に強く、変形しにくいため中の物を守りやすい
- 鍵が丈夫で安心感がある
- フレームが歪んでしまうとカバンが閉まらず、使い物にならなくなる
- ファスナータイプと比較すると随分と重い
- 構造が複雑なため、ファスナータイプと比較するとロックが壊れやすい
ファスナータイプ
- とにかく軽い!
- フレームタイプより価格が安い
- 構造がシンプルなため壊れにくく、カバン自体が長持ちする
- 全開しなくても隙間から物を突っ込むことができるので何かと便利
- フレームが無いので剛性が低く、圧力には強くない
- 安物のファスナータイプは雨が侵入しやすい
メリット・デメリットはこんな感じですが、フレームタイプとファスナータイプの双方を使っていた筆者としては、ファスナータイプの方が断然使いやすいです。実際に欧米では随分前からファスナータイプが主流で、やはりその軽さと安さが人気の理由です。
ちなみに「ファスナータイプはセキュリティー面で不安」という方もいらっしゃいますが、最新の高品質ファスナーは非常に丈夫でそう簡単にこじ開けることは出来ません。日本とは比較にならないほど盗難が多い欧米でファスナータイプが主流になっていることを考えれば、セキュリティー面でフレームタイプとファスナータイプの差は気にするだけ無駄でしょう。
安物のファスナータイプは特に注意!
ファスナータイプのスーツケース、キャリーバッグ共に最も重要な部分がファスナーです。また、安さの代償を特に受けてしまうのがファスナーの品質です。安いカバンに使われるファスナーは本当にすぐ壊れます。Mサイズ以上で1万円以下のスーツケースはご注意。
高品質なファスナーはコストがかかっているため値段が上がりますが、ファスナーが壊れればカバンは使い物になりません。旅行先でファスナーが壊れたら最悪です…。目先の値段に惑わされず、しっかりしたカバンを選びましょう。
ソフトタイプとハードタイプの違い メリット・デメリット
ソフトタイプ
- ポリカーボネートと比較しても更に軽い
- ヒビや割れの心配が無く寿命が長い
- 強い衝撃を受けてもカバン自体に柔軟性がありショックを吸収するためカバンが壊れにくい
- カバン外側にファスナーポケットを付けることが出来るので利便性が大変良い
- コインロッカーや航空会社の荷物サイズ測定で多少引っかかっても、柔軟性があるので引っ込めることで何とかクリアできることがある
- ツヤ無しで落ち着いた素材感のため品が良く見える
- 高品質な生地は普通のナイフでは切れない強度があり、擦り傷も目立ちにくい
- 柔らかい素材のため外部からの衝撃がカバン内に伝わりやすく、壊れやすい物が入っていると破損するリスクが高まる
- 雨に当たるとカバンに浸み込んでくる
ハードタイプ
- ソフトタイプよりも剛性が高く変形しにくいので中身を守りやすい
- 水を弾き染み込まない
- 汚れても拭くだけで簡単に汚れを落とせる
- 光沢がある素材だと擦れや傷が目立ちやすい
- 素材の性質上、一定以上の力がかかるとヒビが入ったり割れたりする
- ソフトタイプと比較すると寿命は短い
鍵の種類。シリンダーロックとダイヤルロックのメリット・デメリット
スーツケースの鍵は大きく分けて2つのタイプがあります。鍵穴に鍵を挿して解錠するタイプ(シリンダーロック)と任意の暗証番号3桁をダイヤルで解錠するタイプ(ダイヤルロック)です。
シリンダーロック(キーロック)
- 薄暗い場所でも瞬時に解錠できる
- 開閉を行う頻度が多い場合に有利
- 鍵を紛失するリスクがある
ダイヤルロック
- 鍵の紛失の心配がない
- 鍵を取り出す手間が無い
- 他人でも解錠できてしまう
鍵の違いによっても使い勝手は随分と違います。便利さで言えば確実にダイヤルロックが使いやすいです。旅行中は何かとバタバタしがち。特に空港やホテルなどでは急いで荷物の開け閉めする機会もあり、旅行中においては鍵が不要のダイヤル式は本当に便利です。バタバタしていると鍵を紛失しやすくなるため、そのリスクが無いのは大きなメリットです。一方、暗証番号がわからなくても時間を掛ければ誰でも開けられるといったデメリットも。逆を言えば、番号を忘れてしまっても鍵を壊さずに解錠できるのはメリットとも言えます。
シリンダーロックは鍵穴に差し込んで回すだけですから視力が落ちている高齢者でも開けやすいです。また、ダイヤルロックと比較してセキュリティー面でも優れています。しかし、鍵を無くしたら最後…。鍵を壊すしかありません。
どちらが安全か?
当サイト代表の経験則から言えば、旅行においてはどちらも同じと考えます。3桁のダイヤル式では番号のパターンは1000通りですから1通り1秒換算で最長16分40秒で解錠できますし、シリンダーロックも鍵を壊されれば開きます。カバンの中身を盗まれる場面は基本的に他人の目が届かない場所ですから、どちらにしても開けられてしまうリスクがあるからです。他方、人目がある場所ではどちらのタイプも一瞬では解錠不可ためスリ対策としては効果的です。
結局のところ鍵の選び方は個人の好みでOKですが、当サイト代表の個人的な好みで言えば使い勝手が良いダイヤルロックです。
スーツケースの人気ランキング(Amazon売れ筋ランキング 毎日更新されます)
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子連れで海外旅行!スーツケースはどう選ぶ?
滞在型か移動型か? 公共交通機関の利用が多いかレンタカーやタクシー移動が中心なのかといった旅行スタイルによっても荷物の持ち方は随分と変わりますが、「移動は少なめだが公共交通機関も少しだけ利用する」という場合のスーツケース選びの一例をご紹介。
小学生以上の子供を含む4人家族の場合(6泊8日)
おすすめは70~80L程度のスーツケースを1つと40L程度のキャリーケース(機内持ち込みサイズ)1つという組み合わせ。40Lのキャリーケースは総重量10kg以内に収めれば機内持ち込みも可能です。
参考:おすすめのキャリーケース特集!
あとは必要に応じて少し大きめのリュックを大人が背負います。小学生以上なら自分でリュックを背負えますから子供にも軽いものを持ってもらえばそれなりの荷物に対応できます。リュックの利点は両手が空くこと。移動時に両手が塞がると良いことが何一無いですし、スリや置き引きのターゲットになりやすかったりします。その他、お土産が増えたときのことを考えて折り畳み式のバッグを持っていくと何かと便利です。
尚、子連れ旅行の個人ブログを見ていると90L以上の大型スーツケースをおすすめしているのを目にすることがありますが、当サイトではおすすめしていません。大型のスーツケースはメリットよりもデメリットの方が多いからです。ただし、リゾートなど1か所滞在で全く移動が無い場合に限り大型でもありです。ただし、国際線の場合は3辺の和が157cmを超えると超過料金が必要になったり預かってもらえない場合があるので要注意です。
スーツケースの重量に注意! 航空会社の重量制限
機内預けの荷物の重量制限は航空会社や行き先によって多少の違いはあるが、基本は全路線エコノミークラスで23kgです。
近年、燃料代の高騰から各航空会社の重量制限は厳しくなっており、ちょっとした重量オーバーでも追加代金を請求されることが多いです。
また、多少の重量オーバーで運良く見逃してくれたとしても大きな落とし穴が!
少しでも重量オーバーの状態でスーツケースが破損した場合、航空会社は一切保障をしてくれません。理由は「規定の重量をオーバーしている人の責任」なのです。実際にスーツケースは重ければ重いほど衝撃が強くなるため、破損率が格段に高くなるので、スーツケースが重くなりそうな場合は重い物を手荷物にして機内持ち込みするのがおすすめです。
スーツケースのレンタルについて
滅多に海外旅行をしない方の中には、「スーツケースは家で収納場所にも困るし、レンタルで十分」 と考えている方もいらっしゃると思います。確かにスーツケースのレンタルは便利ですが、1週間のレンタル料金にわずか数千円を足せば、新品のスーツケースやキャリーバッグが購入できるほど、格安のスーツケースも出回っています。つまり、スーツケースを2回レンタルするよりも安くで購入できるわけです。
裏技ですが、スーツケースやキャリーバッグを使わない時は、冬物のかさ張る洋服・コートや毛布など、又は滅多に使わない物の収納箱として利用すれば、工夫次第で置き場に困ることはありません。以上の理由で、レンタルよりも購入がおすすめ。
しかし、事情もあって「それでも絶対にレンタル!」という方は、下記のレンタルサービスが便利で、リモワのスーツケースもレンタル出来ちゃいます。往復送料も無料でレンタルできて楽天ポイントも使えてお得です。