ツアーの質で勝負 おすすめ旅行会社を比較
数ある旅行会社の中でもヨーロッパに強く、おすすめできる良質なツアーが多い。
筆者が日本旅行のヨーロッパのツアーをおすすめする理由は、コストパフォーマンスが素晴らしいく優秀な添乗員が多数在籍している点。ちなみに添乗員のレベルに関しては、業界屈指のレベル。ヨーロッパは添乗員の力量で旅行の満足度が大きく変わる旅行先であるため、このポイントは大きい。その他、添乗員同行の周遊ツアーでも最少催行人員が2名で設定しているツアーが多々あるので安心して申し込みやすい。
中でも特におすすめしたいヨーロッパツアーは、「ベスト エクセレント」というミドルブランドで、ゆったりとしたこだわりのある日程、少人数制、基本的にベテラン添乗員が同行、グレードの高いホテルと食事内容を追求した少し贅沢な内容ながら、価格はそこまで高くない。客層は30~60代まで幅広い層に支持されており、「ベストBUY」という格安ツアーがすぐ隣にあるにもかかわらず、多少料金が高くても質を求めてこのツアーを選ぶ人が集まっているため、客層も良い。
尚、パンフレットの「ツアーコード」からもツアー検索が可能。ちなみに、日本旅行は日本に現存する旅行会社としては最も古い旅行会社(1905年創業)で、筆頭株主はJR西日本。JTBにも勝るとも劣らない信用ある旅行会社です。
ベストBUY(ベストバイ)は、格安ヨーロッパツアーの売れ筋となっているブランド。格安でありながら、一定のレベルは保っており、筆者が知る限り、各社のヨーロッパ格安ツアーの中では最もおすすめできる。
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最大の特徴はやはり「安心」。世界でも有数の規模を誇り、断トツで日本最大手の旅行会社。全般的にどの地域でも手配力が強い。中でもハワイのツアーは他社と比較して魅力的でおすすめできるツアーが多い。ツアー検索はパンフレットの「コースNo.」からも検索が可能なのも便利。
ツアーの品質は全体的に良く、ツアーの種類が多いので気に入ったツアーが見つかりやすい。また、企業規模を生かした企画力で他社にはないこだわったツアーもある。ただし、コストパフォーマンスは期待してはいけない。値段相応のツアー内容。ツアー代金は高めでもいいから安心してツアーを予約したいという人にはおすすめできる。添乗員はレベルが高めでベテランも多いが、他社と比べると圧倒的に愛想が無い人が多く、変にプライドが高くてツンツンした添乗員が多め。
注意点として「ルックJTB」と「旅物語」いう2つのブランドを混同しないこと。ルックJTBはブランド力が強く高品質で安心出来るが値段が高め。しかし「旅物語」はJTBの格安ブランドであるため添乗員もツアーの内容もそれなりである。この2つのブランドの違いを理解していないツアー参加者は実際に多く、「JTBはどのツアーでも高品質」という思い込みから「旅物語」のツアーに参加し、「JTBなのにツアーの質が悪かった」というクレームが少なくない。残念ですが値段と質は比例するのです。
パンフレット未掲載のWeb限定ツアーです。パンフレット掲載のツアーと比較すると随分と安いので合うツアーがあればかなりお得です。
業界3位以内に入る大手旅行会社だけに社員教育はしっかりしていて安心感は高いが、ツアー自体は高級でもなく格安でもなく、これといって際立った特徴がない。一言で言えば地味だけど真面目。
そしてツアーの内容を見てみると、しっかり基本を押さえつつ内容が濃い質の高いツアーが多く、その内容であればJTBよりもコストパフォーマンスが優れているツアーは多い。添乗員のレベルも高めでベテラン揃い。しかしながら、良質なツアーが揃う反面、個人旅行に関しては弱い。ツアー検索はパンフレットの「コース番号」から検索可能。
4日間で行ける海外旅行特集。仕事の都合で4~5日間の休みが限界という方は結構いらっしゃいますし、2~3日でもいいから海外旅行で気分転換したい!ということもあると思いますし、こういう企画は嬉しいですね。
パンフレット未掲載のWeb限定ツアーです。パンフレット掲載のツアーと比較すると随分と安いので合うツアーがあればかなりお得です。
クラブツーリズムは近畿日本ツーリストの子会社で、かなり特徴的なテーマを持ったツアーが多いので、普通の旅では物足りない方には面白いかもしれない。中でも最近は「お一人様限定ツアー」や「お一人様歓迎」のツアーが人気。
客層は50~60代が中心で年齢層が高いのが特徴だが、若い人もちらほら。ただ、お世辞にも客層が良いという話は聞いたことが無く、特にお一人様限定ツアーになると癖が強い方が稀にいらっしゃるという声を耳にする。
ジャルパックのメリットは、やはりJAL便を利用したツアーが多く、海外旅行の初心者の方やご年配の方でも安心出来るツアーが多い。マイルがためやすいのもメリット。グループ会社内での予約なので、当然JAL便の座席確保では最も強い。
また、ハワイなどのビーチリゾートやオーストラリア、ヨーロッパ、海外ウェディングは手配力があり、おすすめのツアーが多いのも特徴。
ツアーの質も抜群で、添乗員もベテラン揃い。料金は安くは無いので、ある程度お金にゆとりのある客層が中心。ただ、ツアーのこだわりや質からすれば高い料金ではなく、ツアーの質が高くて安心というコストパフォーマンスの高さから強くおすすめ出来る。
このサイトの良い点は、パンフレットのツアー番号から簡単にネット予約が出来ること。パンフレットが手元になければ、電子パンフレットが利用でき、PDFでパソコンに保存して見ることも出来るのが便利。
ANAハローツアーは、日系航空会社のツアーならではの安心感とツアー内容に定評があり、ANA便を利用したツアーが中心。中でも、アジアシティやアメリカ、ヨーロッパ方面のツアーでは良い商品が多い。尚、ツアー検索はパンフレットの「コースコード」からも検索が可能。
ツアーの特徴として、「観光」「快適」「安心」の3要素にこだわり、団塊世代が主な客層。全体的に顧客満足度は非常に高く、航空会社系ならではの荷物配送サービスや機内でのペアシート確約などもある。
各旅行会社のツアーに関する記述は、一般的に言われていることが主でありますが、筆者の主観による個人的な意見であり、必ずしもそうではないこともあります。また、「話が違う」といったことが起きた場合も、責任は負いかねます。記述内容に自信はありますが、最終的には自己判断でお願いします。
ツアー選びのポイント
- 各旅行会社のツアー代金をチェックして相場を調べれば、自分が気になっているツアーが格安ツアーなのか高級ツアーなのか判断できる。ツアーの質は価格に比例する
- 出発時期は天気が良いのか悪いのか、気温や降水量をチェック。例えば、イタリアの青の洞窟が見たいのに冬に行っても見られるわけがないのでガッカリすることになる
- 複数都市を巡る周遊ツアーの場合は移動手段と所要時間を確認すること。スペインを例にすると格安ツアーで1日8時間バス移動ということがあるが、飛行機を使えばわずか40分。移動手段はとても重要
- 全行程食事付きよりも、ところどころ食事が付いていない方がおすすめ。ツアーの食事は料金を叩いてツアー用にアレンジしたメニューであることが一般的で、本当に美味しい地元の料理を食べたければ個人で食べに行く必要がある
- 「盛りだくさん」なツアー内容とは聞こえは良いが、逆を言えば物凄く忙しいツアーだと認識すること。格安ツアーほど無理に予定が詰め込まれていることが多く、1か所での時間は本当に短く印象に残りにくい。1か所でも多くの場所に行けることが本当に “お得” なのかしっかり考えよう
- 最少催行人員をチェック。添乗員同行コースの場合の目安として15人なら少ない、20人なら普通、25人なら多い。最少人数が多いと旅行申し込みしてツアー代金を支払ったにも拘らずツアー中止になるリスクが高くなり、出発1か月前を切ってから中止の連絡が来ると慌てて他のツアーを探すハメになる
- ビーチリゾートで最も重要なのはホテル選び。多少高くても非日常が味わえる4つ星以上のホテルを選ぼう。ホテル代をケチると後悔することになる