ホームステイと寮の違い


それぞれにメリット、デメリットがあるので、下記のようにまとめてみました。
これらの内容は期間が長くなればなるほどその特長は強くなり、期間が短ければそれらを感じるようになる前に帰国する事になるかもしれません。



その国の文化を肌で感じることができるので、3ヶ月程度の期間があれば語学だけでなく「異国の地で生きていく術と力」と、自分のことは自分でやるという欧米での常識「自立力」も同時に学べます。
例えばホストファミリーに買い物を頼まれることもあるでしょうし、お昼のお弁当を作るためにスーパーへ買出しに行くことになるでしょう。そうすれば地元の人たちの生活レベルもわかるし、どうやって生活をやり繰りしているか次第に身に付くはずですし、地元の人達が口にする言い回しなどを聞けるチャンスが多いので、生きた言語を身につけることができます。また、通常はキッチンで自炊することもできるので、寮に比べて食事に飽きにくいです。

デメリットとしては、ホストファミリーによって当たり外れが大きいこと。共働きで忙しい家庭であれば掃除、洗濯、買い物、食事の支度など全て自分でやらなければいけなくなります(私自身がそうでしたが、今思えばそれによって「異国の地で生きていく術と力」「自立力」を身に付けられたのメリットだったと思っています)。
それに比べてホストが裕福な生活をしていて好きで留学生を向かい入れているような家庭だと、食事の内容も良いし、車で色々な場所へ連れて行ってもらったり、色々と面倒を見てくれるなど、その差が極端です。その他、数ヶ月以上の長期に渡るホームステイの場合で、ホストファミリーに馴染めなくて精神的に疲れ、寮に移る留学生も中にはいるようです。

また、学校の友達とふれあう時間が少ないといったこともあります。ホームステイと寮では食事の時間や通学時間など生活の流れが全く違うので、お互い時間が合わせづらいのです。


様々な国から来ている留学生との交流や学校内のイベントなどに参加しやすいので、国際コミュニケーションを十分に満喫できます。また、学校内に寮があることも多く、通学が楽で交通費もかかりません。食事も何も心配する必要は無く、買出しに行く必要も無ければ調理する事も無く、決められた時間内で自由に好きなものを食べられるし食器を洗う必要もないのでとにかく楽です。

デメリットは食事がいつも同じような内容で非常に飽きやすく、アメリカの寮の食事は異常なカロリー量のため、帰国時にはほとんどの留学生が太って帰国します。通常調理場は無く自炊ができません(自炊を禁止している寮が多いです)。

また、全て学校内で済んでしまうことが多く、外に出る機会がホームステイの留学生に比べて圧倒的に少ないためにその国の文化を肌で感じることが困難です。また、寮内には通常留学生だけが住んでいてその国の人が全く住んでいないため、その国の人と接する機会がほとんどありません。そのため、生活の中で地元の人が口にする言い回しなどを聞くチャンスが少ないので、ホームステイに比べると生きた言語を学ぶチャンスが少ないと言えます。また、全てが楽で毎日の変化に乏しいため海外での生活感はあまりなく、生活を楽しみたい人には不向きと言えます。



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