海外自由旅行や海外出張の準備で役立つ、格安航空券や正規割引航空券(PEX航空券)の予約が出来るおすすめサイトをプロ目線で比較してご紹介します。
目次
- 格安航空券の予約サイト一覧
- 格安航空券の購入の注意点
- 知っておきたい格安航空券用語
- 格安航空券はどの時期が安いか?
- 航空券の相場チェックならこのサイト
- PEX航空券と格安航空券の違い
- 便利でお得な空港⇔市内ハイヤー送迎
- 航空会社のアライアンス一覧
- 参考情報1: 航空券の選び方 & 見るべきポイント
- 参考情報2: 海外ホテルのおすすめ予約サイトとホテルの選び方
航空券が予約確定にならないとホテルも予約できず旅行計画が先に進まないため、まずは出発日と帰国日を決めることを最優先にしましょう。
海外航空券の購入時期ですが、狙い目なのは出発の4~6か月前です。最も安く確実に座席を確保できる可能性が高いです。尚、年末年始やGWのハワイなど特定の時期&行先の場合は6か月前では遅い場合もあります。
海外航空券の価格は需要によって値動きしており、安い座席から予約が埋まっていきます。そして後半になると高い座席しか残りません。つまり、出来るだけ早い時期に予約するのがおすすめです。
格安航空券のおすすめ予約サイト比較 一覧
「エアトリ」はとにかく見やすいデザインで探しやすいのが特徴の海外航空券予約サイトです。初めて海外航空券を予約される方でも簡単に予約できると思います。急な旅行のキャンセルでもキャンセル料を補償してくれる「チケットガード保険」を予約時に申し込めるのも安心。検索結果で燃油サーチャージ込みの総額表示やフライト詳細がわかるため、候補の海外航空券を比較する際も使いやすいです。
また、周遊航空券(オープンジョー)やプレミアムエコノミーも簡単に空席確認&予約が可能で、超格安航空券のお得なセールもあります。
海外航空券の数が多く、料金も全体的に良心的。他社サイトと比較して希望の航空券が見つかりやすく、他社では扱っていないことが多い300日以上先の海外航空券の予約も可能。
支払方法はクレジットカード、銀行振り込み、コンビニ決済(30万円未満まで)、Pay-easy(ATM)に対応。
期間限定クーポン! 2024/4/15 (月) 23:59まで有効
1グループにつき一律3,000円OFF! コード:MAOM87QN8G8ABE5Y
条件:上記バナーから予約サイトに入り、このクーポンコードを入力して下さい。
「サプライス」はHISが運営する格安航空券検索サイトで、他の予約サイトよりも安値で航空券を出していることが多々あります。数は少ないですが海外発航空券も予約可能。予約画面も見やすく、燃油チャージや諸税込みの総額表示、プレミアムエコノミーの検索もできるので便利です。難点は発券(Eチケット番号)がやや遅いこと。
頻繁にキャンペーンをやっていたり期間限定の割引クーポンを出しているため、そういう機会を上手く使えば安い航空券を更に割安で購入できるのでとってもお得なため、筆者も航空券購入の際は必ずこの予約サイトはチェックしています。
支払方法はクレジットカードとデビットカードが基本ですが、航空券によっては銀行振り込みが選べます。
米NASDAQに上場している中国最大手オンライン旅行会社で、スカイスキャナーの親会社でもあります。
Trip.com の航空券検索の最大の特徴は、上記で紹介している日本の航空券予約サイトでは予約できない海外発着の航空券(例:パリ-チューリヒの片道や往復など)を探すことが出来る点です。
海外発着の航空券は旅行範囲を広げることができるため海外個人旅行に慣れている人に人気がありますが、日本語で予約が出来る予約サイトがほぼ無いため貴重な海外航空券予約サイトです。実際筆者がロイヤル・エア・モロッコの公式サイトから海外発着航空券を予約しようとした際に日本発券のクレジットカードが弾かれて予約できず、その際にTrip.comで購入したことがあります。
日本語サポート(フリーダイヤルもあります)もあり。
最大のメリットはやはり楽天スーパーポイントが1%貯まる&使える点で、更に楽天カードで決済することで+1%、つまり2%の楽天ポイントを得られるのは魅力です。ただし、一般会員は上限が5000ポイント、ゴールド会員でも9000ポイントまでです。楽天カードは年会費無料ですから必ず取得しておいた方がお得。
値段はかなり安い飛行機も出てきますが、乗り継ぎ時間など条件が悪い飛行機が多めの印象。値段だけではなく航空券の内容も要チェックです。その他、取り扱っている航空券も少なめ。
条件が良くなくても安い航空券が欲しい、あまりこだわった絞り込み検索をしないという方は一度チェックしてみても良いと思います。
今では海外旅行の格安ツアー会社というイメージをお持ちの方が多いのではないかと思いますが、この会社は元々 格安航空券の販売で知名度を上げた経緯がある会社なので、格安航空券の種類は豊富ですし、価格もかなり頑張っている会社だと思います。
調べてみる価値は十分に有ると思うので、他社と比較してみることをおすすめします。
正規割引航空券(PEX航空券)のおすすめ予約サイト比較
日本航空の公式サイトです。正規割引航空券、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスの航空券を探す場合はやはり公式サイトで検索するのが最も確実でお得。JALは一般的に外資系航空会社と比較すると割高なことが多いですが行先や時期によってはさほど変わらないことも。
エコノミークラスのシートは他の航空会社よりも広めで快適性はトップクラス。プレミアムエコノミーの快適性の評価も高く、“サクララウンジ” を利用できるのは大きなメリット。また、日系航空会社の強みとして直行便を多く飛ばしているだけでなく、到着遅れや乗り継ぎ、荷物などで何か問題が起こった場合の対応力と補償は外資系と比較すると圧倒的に良く、安心感が違います。きめ細かい日本的サービスなどの利便性を考えれば一概に高いとは言えません。その他、1万マイルから利用クーポンなどの特典に変えられるのも外資系航空会社にはないメリットです。
KLMオランダ航空の公式サイトで、正規割引運賃でのヨーロッパ便が大変お得な料金で予約することが出来ます。スカイチームに加盟。時期によっては7万円台からあり、格安航空券よりも条件が良いことも。日本からの発着は成田と関空の2都市。
就航都市はヨーロッパだけでも80都市以上。ヨーロッパの中心となるアムステルダム経由なので乗り継ぎのロスが少なく、世界のベストエアポートに度々ランクインする空港だけありとても便利で快適。空港からアムステルダムの中心まで電車でわずか15分なので、数時間の乗り継ぎ時間があればオランダ観光もできます。
KLMの特徴としてはエコノミーコンフォートという座席があり、シート自体はエコノミーと同じですが足元が若干広くてリクライニングが2倍も倒れるという座席で想像以上に楽です。価格もプレミアムエコノミーより安いのでコスパはとても良いです。旅行会社や航空券専門予約サイトからではこのクラスの予約が出来ないことが多々あるので、エコノミーコンフォートとビジネスクラスはKLM公式サイトが最もおすすめです。
筆者も度々ヨーロッパ出張の際に利用していますが、利便性や機内サービスにおいてもおすすめです。
多少時間はかかりますが、ヨーロッパへの航空券が圧倒的に安く、更に成田空港と羽田空港から深夜便を出しているため仕事帰りに空港直行で海外旅行に行けるという効率の良さが人気です。アライアンスはワンワールド。
カタール航空は機材が新しくて快適、特にビジネスクラスが素晴らしいと評判が良く、世界のベストビジネスクラス部門で1位、ベストエアライン部門でも1位を受賞、5つ星認定も受けているのは流石です。ビジネスクラスで行くなら、やはりこの公式サイトからの予約がベストです。
2019年現在で日本からスペイン(マドリッド)に直行便を飛ばしている唯一の航空会社がイベリア航空で、アライアンスはワンワールド。成田発は水・木を除く週5便、マドリッド発は火・水を除く週5便を運行。
耳より情報として、実は日本から南米に行く際に利便性が高い航空会社で、北米周りで行くのと所要時間は大差なく、アメリカ経由だとESTAの取得が必要ですがスペイン経由ならその必要もなく、セキュリティーチェックも簡単で済みます。また、イベリア航空はヨーロッパと南米をつなぐ最も大きなシェアを持っているので、接続が非常に良いというメリットがあります。
LATAMチリ航空(旧LAN航空)はチリ最大手の航空会社で、アライアンスはワンワールド。日本からは就航していませんが南米での路線ならこの航空会社が大きなシェアを持っています。イースター島へ飛ばしている唯一の航空会社でも有名ですね。
チリ国内線はもちろん、南米内のフライトの予約で便利です。
格安航空券の購入の注意点
- キャンセル料金にご注意!
基本的に正規割引航空券も格安航空券も、キャンセルの規定が非常に厳しいです。購入後はキャンセル不可(払い戻し不可)であることが多く、30~50%のキャンセル料でキャンセル出来るなら良心的です。
また、日時の変更も不可なことが多いです。購入前にキャンセル規定もしっかりと確認しましょう。そのため、出発日や帰国日、訪問地の変更が予想されるような場合は早期に購入は避けることをおすすめします。
- 乗り継ぎ時間が短い航空券に注意
予約サイトに表示される航空券は基本的に空港が定める「最小乗り継ぎ時間(MCT)」をクリアしている航空券だけが表示されています。ただ、これを鵜呑みにしてはいけません。
例えばアメリカは乗り継ぎだけでも一旦アメリカに入国する必要があり、ロサンゼルス(LAX)では入国で通常1時間、時期や時間帯によっては2時間かかることがあります。そのため、乗継時間が2時間あったとしても十分ではないのです。国、又は空港によって乗継事情は異なるので一概に乗継〇時間あればOKとは言えませんが、乗継に不慣れな方ほど乗継時間が短い航空券はお勧めしません。
- 半年以上先の予約について
冒頭で「早ければ早い程安く購入できる」と言いましたが、LCCを除き半年以上先となると必ずしも安いとは言えません。早すぎて割引運賃が出ていない場合もありますし、近年では原油高の影響で燃油サーチャージが非常に高額です。原油価格はその時の国際情勢に左右されるため、出発日が先すぎると燃油サーチャージに大きな違いが出ることも。
その他、基本的には330日より先の航空券は購入できないことが多いです。
- 運航スケジュール発表時期について
一般的に、3月末~10月末のスケジュールは1月下旬、10月末~3月末のスケジュールは8月下旬に発表されます。格安航空券の料金は上期(4~9月)が3月頃、下期(10~3月)が9月頃に確定します。ハイシーズンに海外に行かれる予定がある方は、その辺の時期を考慮して航空券を探すことをおすすめします。
- 燃油サーチャージについて
燃油サーチャージは2カ月に1回のタイミングで見直しがされています。改訂の発表時期は下記の通りです。
4月~5月の購入分:2月中旬~下旬
6月~7月の購入分:4月中旬~下旬
8月~9月の購入分:6月中旬~下旬
10月~11月の購入分:8月中旬~下旬
12月~1月の購入分:10月中旬~下旬
2月~3月の購入分:12月中旬~下旬