海外旅行におすすめの一眼レフ、ミラーレス、コンパクトカメラ 特徴を比較、初心者のための選び方

室内や暗い場所、夜景に強いなどカメラの特徴を比較して最適なカメラを選びましょう!

海外旅行ではどんなカメラがおすすめか? これはもう「軽いカメラ」が最も良いに決まっています。とは言え、大事な思い出になる海外旅行、インスタ映えするような綺麗な写真が撮りたいですよね。

そこで迷いが出てくると思います。軽さ優先か? 画質を含め性能優先か? 更に価格も考慮すると、カメラに詳しい人でなければ選び方で困ってしまいますよね。

このページでは旅行写真家としても活動している海外旅行のプロが、海外旅行におすすめのカメラ選びについてご紹介します。

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海外旅行におすすめするカメラの条件

前提として、海外旅行におすすめのカメラは小型で軽いことが絶対的な正義です!

そして下記に海外旅行で撮影する機会が多い場面と、その条件に合ったカメラの性能について簡単にご紹介したいと思います。

日中の風景・建物
海外では日本と比較して日差しが強いことが多々あり、さらにヨーロッパでは白い大理石の建物が非常に多いです。そのため明暗の差が強いことが多く、白とびや黒つぶれになりやすいことから明暗の差に強い(ダイナミックレンジが広い)カメラがおすすめです。
夜景・ライトアップされた建物
特に欧米では日本以上にライトアップされた観光名所が多いですし、ヨーロッパの冬では夕方4時で随分と暗くなるため、夜景を撮影する機会は多いです。その他、アジアなどでは夜の活気ある屋台や夜市など、夜が楽しいスポットも多々あります。そのため、暗い場所に強いカメラがおすすめです。
ホテルやレストラン、教会、劇場、美術館、市場、駅や空港などの建物内・室内
海外では建物内・室内の照明が日本と比較して暗いことが多く、薄暗い場所での撮影機会はかなり多いです。特に欧米では間接照明が多用されており、夜のホテルやレストランなどでは日本と比較にならないほど暗いです。やはり暗い場所に強いカメラがおすすめ。
食べ物
食べ物の場合は至近距離から接写する機会が多いです。また、夕食の場合は薄暗い中で三脚無しで撮影する必要があり、更に欧米の場合は電球色などの温かくて柔らかい光であることから、ISO、シャッター速度、絞り、ホワイトバランスなど様々な設定を短時間で使いこなす必要があります。更に、料理が出てきたら冷めないうちに超短時間でマナーを考慮しつつスマートに撮るのが鉄則ですから、カメラの操作性の良さが問われます。温かい料理を目の前にして設定に1分も掛けられません。

上記でご紹介したカメラに必要な性能をまとめると、暗い場所に強く、出来ればダイナミックレンジが広く、かつ操作性が良いカメラと言うことになります。

このうち、暗い場所での撮影能力は「手ぶれ補正機能が強力、センサーサイズが大きくて画素数が高くない」ことが求められ、ダイナミックレンジの広さはイメージセンサー(撮像素子)が大きいほど性能が高くなります。つまり、イメージセンサーが大きくて手ぶれ補正が強力で軽いカメラを選べば海外旅行向けと言って間違いないです。ただ、全てを求めると高級コンデジや中級ミラーレス以上を選ぶ必要があるため高価になりますが…。

尚、イメージセンサーのサイズは大きい方から下記の順となり、性能の高さもこの順番になります。

イメージセンサーのサイズ比較

  1. フルサイズ 36mm×24mm(ハイエンド一眼レフ)
  2. APS-C   23.7mm×15.7mm(一般的な一眼レフ、高級ミラーレス)
  3. フォーサーズ17.3mm×13.5mm(ミラーレス中級機)
  4. 1型     13.2mm×8.8mm(入門~一般用ミラーレス、高級コンデジ)
  5. 1/1.7型   7.6mm×5.7mm(コンデジ中級機)
  6. 1/2.3型   6.2mm×4.6mm(初心者~一般向けコンデジ)
  7. 1/2.6型   6mm×3.4mm(iPhone 6)

イメージセンサーのサイズが大きくなるメリット

白とびや黒つぶれしにくくなり、立体感のある豊かな表現が可能になります。また、暗い場所でもしっかりと光を捉えられ、高感度でもノイズを抑えられるため夜景も綺麗に写ります。つまり、イメージセンサーのサイズはカメラ選びでとても重要だということです。

もう少し詳細に言うと、明るいレンズだと暗い場所でも手ブレが起こりにくくなります。レンズの明るさはF値(絞り値)で示され、数値が小さいほど明るいレンズとなります。例えばF1.8とF2.8ではF1.8の方が明るいので暗い場所に強いということになります。

その他、画素数ですが1200万画素あればA3サイズで印刷してもそこそこ綺麗な画質が得られるので、プロでない限りそれ以上の画素数にこだわる必要はありません。

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海外旅行におすすめのカメラ用品

13.5cmのミニ三脚ですが、ステンレス採用で1kg程度なら普通に耐える丈夫な設計なので軽めの一眼レフでも使用できるのが最大のポイントです。
重さも190gという軽さなので気軽に持ち歩けるので、海外旅行でこれが一つあるだけでかなり役立つ。

本当に便利! 旅行中は何かとバタバタしがちなのでササッとレンズを拭くことが出来るというのは想像以上に使い勝手が良いです。
重さもわずか16gなので荷物になりません。

デジカメで撮った写真をその場でスマホやタブレットにWi-Fiで自動転送できる大変便利なSDカード。デジカメで撮った綺麗な写真をその場でスマホに送ってSNSにアップするといった使い方や、撮った写真をタブレットの大画面で確認するという使い方も可能。

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暗い場所に強いコンデジは何を選べば良い?

予算が許すならば 1型のイメージセンサー のカメラが最もおすすめです。ただ、セミプロのサブカメラにもなる高性能な高級コンデジですから、最低限のカメラ知識を持ち、ある程度設定をいじることができる人に向いています。つまり、状況に応じた細かな設定をすることで真価を発揮するカメラです。逆を言うと、カメラによっては初心者には扱いにくいかもしれません。
ただ、ちゃんとカメラを始めてみようかなという入門~初心者の方なら、高級コンデジでカメラのノウハウを学び、ミラーレスや一眼レフにステップアップするという方法もあると思います。


次におすすめなのが 1/1.7型イメージセンサー のカメラです。1型と比較すると半分のセンサーサイズなので性能はだいぶ違いますが、それでもコンデジの中ではイメージセンサーが大きい部類に入ります。コンデジの大半を占める1/2.3型イメージセンサーと比較すれば随分と暗い場所に強く、薄暗い室内や夜景も綺麗に撮れます。中級機種ですが初心者でも扱えると思うので「綺麗な写真を撮ってみたいな」とカメラに少し興味を持った方にはおすすめです。


ミラーレス機とコンパクトカメラを比較。どっちがおすすめ?

「絶景をスマホで撮るのもなぁ…せっかくだから少しでも綺麗にインスタ映えする写真を取りたいな」という人であれば、コンパクトカメラ(通称コンデジ)でも十分綺麗に撮れます。ミラーレス機よりも安価で小型で軽く、ポケットにも入るので使い勝手は最高です。欲を言えば、イメージセンサーが1型以上の高級コンデジは本当におすすめです。

もし、写真を撮るのを趣味の一つにしたいとか、綺麗な写真を撮るのが好きという人なら、やっぱりミラーレス機がおすすめです。コンデジ以上に高性能&多機能で写真の仕上がりの幅が広がりますから“作品作り”に最適!

「どのくらい写真にこだわりたいか?」で選べば良いと思います。

ミラーレスと一眼レフの違い どっちがおすすめ? 画質の違いは?

画質について結論から先に言うと、全ての条件が同じであることを前提に、ミラーレスと一眼レフに画質の違いはありません。画質は同じですから、それ以外の違いを比較してミラーレスと一眼レフのどちらかを選ぶことになります。

では、ミラーレスと一眼レフは何が違うのか? ミラーレスを基準にメリット・デメリットを比較してみます。


ミラーレスと一眼レフの違いと特徴

ミラーレス一眼カメラのメリット

  • 一眼レフと比較してミラーレス一眼はサイズが小さくてとても軽い
  • 一眼レフと比較するとミラーレス一眼はカメラ任せでも綺麗に撮れるので初心者向き
  • ミラーレス一眼には写真をオシャレに見せるフィルターやエフェクトなどの機能が豊富なので、インスタ映えする写真が簡単に撮れる
  • ミラーレス一眼はボディ内手ぶれ補正を搭載していることが多く手ぶれ補正が強力
  • ミラーレス一眼はシャッター音が小さく、カメラによっては無音に出来るので周囲に音の配慮が必要な場所(レストランなど)でも気軽にシャッターを切れる
  • ミラーレス一眼は実際の仕上がりの色が液晶画面に表示されるため、液晶画面を見ながらホワイトバランスの調整が出来るので色味の失敗が少ない
  • ミラーレス一眼カメラは構造がシンプルであるため故障が少ない

ミラーレス一眼カメラのデメリット

  • 小型のためボタンが省略されており、いちいちメニューボタンから各種設定をする必要があるので操作性が悪い
  • 安価なミラーレス一眼カメラは一眼レフと比較してピントが合うのが少し遅く、動きが早い被写体には若干弱い
  • ミラーレス一眼はファインダーが無いカメラが多く、液晶画面を見ながら撮影するため手ブレしやすい。また、日中明るい場所では液晶画面が見えにくく、アングルや構図を決めにくい。綺麗な写真の決め手はアングルと構図である
  • ミラーレス一眼は一眼レフと比較するとバッテリー切れが極端に早いので、朝から夜まで1日中撮るなら予備バッテリーは必須
  • ミラーレス一眼は交換レンズの種類が非常に少なく良いレンズも少ない。レンズ次第で写り方が変わるため選択肢が少ないのは大きなデメリット。特に望遠レンズが極端に少ない
  • ミラーレス一眼はレンズ交換時にイメージセンサーにホコリが付きやすい

ミラーレス一眼カメラと一眼レフカメラ
  どちらを選ぶか? あなたはどっち派?


ミラーレス一眼カメラがおすすめな人
  • 小さなサイズで軽さを重視。どこにでも気軽にカメラを持ち歩きたい
  • コンパクトデジカメより綺麗に撮りたい。
    写真に少しこだわりたい。けど本格的ではなく程々でOK
  • インスタ映えする写真を気軽に撮りたい

一眼レフカメラがおすすめな人
  • 本格的にカメラを趣味にしたい
  • 望遠レンズで遠景を写す撮影が多い
  • “写真を撮った!” という満足感が欲しい

こんな感じでカメラ選びをすれば良いと思います。冒頭で「ミラーレスも一眼レフも画質は同じ」とは言いましたが、メリット・デメリットを見て頂いておわかりの通り、一眼レフの方が高画質でアングルや構図をしっかり決められる要素・選択肢が多いいのです。ただ、2017年辺りからミラーレス一眼の機種や交換レンズが随分と増えだしましたので、将来的にはミラーレス一眼のシェアがかなり広がるんじゃないかと思っています。

尚、ミラーレス一眼カメラを選ぶ人は、イメージセンサー(撮像素子)のサイズをしっかりチェックしましょう。1型とAPS-Cでは随分と性能差があります。また、2015年以前のミラーレス一眼にはイメージセンサーが1/1.7型のカメラも存在しますが、ミラーレス一眼をこれから購入するのであれば最低でも1型以上のカメラを選ぶことをおすすめします。

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カメラのレンタルに注目! 交換レンズもレンタルできる!

普段は使わないけど、旅行の際に使ってみたいカメラやレンズってありませんか? 例えば海に行く時に防水カメラ、海外で人物を自然な表情で撮るために遠くから望遠ズームレンズで撮影、超広角レンズで狭い室内を広く撮りたいなど、その時の撮影場所や目的によって一時的に使いたいことがあると思います。その他、迫力や動きのある写真や映像を撮ることができることで人気があるGoProを使えば臨場感を伝えることができます。でも滅多に使う機会が無いので買うのはもったいない…。

そこでおすすめするのが、最新家電をネットでレンタルできると話題のRentioというサイトです。

海外旅行でカメラのレンタルはおすすめ!
レンタルの一例。交換レンズやカメラの品揃えが豊富です。

一眼レフやミラーレス、コンデジ、防水カメラ、GoProなど様々なタイプのカメラが揃っており、交換レンズ、三脚、ストロボなどもレンタルしているので、撮影状況に応じた機器をレンタルできるので凄く便利です。

一眼レフやミラーレスで気になるカメラがあれば、使い勝手を確認するためにレンタルしてみるのも良いですね。カメラは高額なので買って失敗は避けたいですから。

レンタル料は3泊4日の料金が基本で、4泊以降は1日当たりの追加代金で長期レンタルすることも可能です。17時までの注文で当日出荷も可能で返送もコンビニから送るだけ。しかも送料無料。かなり使い勝手は良いです。


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