イタリア個人旅行 4日目です。今日はフィレンツェから町全体が世界遺産に指定されているシエナへ長距離バスで日帰り観光し、夕食はフィレンツェ名物の絶品グルメを味わってこようと思います。
当ページ内の目次
イタリア1週間の個人旅行 目次
イタリア個人旅行 手配の仕方や準備についてシエナの観光名所を知り尽くしたプロがおすすめスポットをご紹介!
イタリア個人旅行 4日目です。今日はフィレンツェから町全体が世界遺産に指定されているシエナへ長距離バスで日帰り観光し、夕食はフィレンツェ名物の絶品グルメを味わってこようと思います。
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イタリア個人旅行 手配の仕方や準備について今日は朝8時半ごろにホテルを出て歩いてバスターミナルへ。
ドゥオモから徒歩10分程度、駅から5分かからない程度の場所にあり、外観は全くバスターミナルに見えないので通り過ごしそうな感じです。入り口を入ると奥にバスターミナルがあります。
チケット売り場でシエナまでの往復切符(片道切符を2枚)を買い、出発時間と番線を確認。
FIRENZE AUTOSTAZIONE(フィレンツェのバスターミナル)を出発して1時間15分でシエナのバスターミナルに到着。
バスターミナルといっても建物は無く、細長い広場(Piazza Antonio Gramsci)にバス停がいくつも並んでいる感じです。この広場からVia Tozziを南に歩いてサン・ドメニコ教会を目指します。
シエナ観光の最初のおすすめは、サン・ドメニコ教会の横の道(左記のおすすめコースと書いてある曲り道)を進み、サンタ・カテリーナの生家を通ってカンポ広場に抜けるコースを歩くことです。
基本的には道なりですが、途中何カ所か曲がるため、ちょっとわかりにくいかもしれません(方向感覚がしっかりしていれば多分大丈夫です)。
シエナらしい細い路地の中世から変わらない町並みが楽しめる筆者おすすめのコースです。シエナに来たらやっぱりマンジャの塔は外せないおすすめ観光スポットです。チケット売り場は市庁舎を入って正面。
塔に登ることが出来る人数は時間ごとに制限されているため、チケットを買ってもすぐに登れるとは限りません。今回は1時間半後に登れるチケットでした。時間はチケットに記載してあります。
しかし、ハイシーズンとはいえ凄い混みようですね。。。
ドゥオモの横(ドゥオモ付属美術館の入り口前)のチケット売り場です。最近チケットの販売方式が変わり、Cattedrale(ドゥオモ)4、Museo dell' Opera(付属美術館)7、Battistero(洗礼堂)4、Cripta(地下礼拝堂)8 の4か所のチケットは全てここで事前購入する必要があります。
筆者が最もおすすめするのはドゥオモと付属美術館なのですが、4か所全てに入れるPASSが 12 なので筆者はPASSを購入。とてもお得です。
洗礼堂を見終えてちょうど1時間が過ぎたので、一番最初にチケットを購入した市庁舎へ。102mのマンジャの塔を登る階段は503段。若い人でも確実に息切れする高さで、一気に登っても頂上まで15分くらいはかかります。
しかしこの絶景! 疲れなんて消し飛びます(笑) 世界遺産 シエナの町並みが一望でき、ドゥオモも全体を眺められます。
帰りは10分程度で降りられます。
ちなみに、ここは午前中が最も綺麗に眺められます。再度ドゥオモに戻り、Museo dell' Opera ドゥオモ付属美術館へ。目的は美術鑑賞ではなく屋上からのシエナの絶景です。
市庁舎とカンポ広場、シエナの町並みの眺めが素晴らしい、おすすめの穴場です。
こちらはマンジャの塔に比べてそこまで階段はきつくないので、ご年配の方でも問題ないと思います。
ちなみに、美術館に入り進んでいくと多分長い列ができている部屋に出ると思います。その列が屋上への列で、入場制限があるためなかなか列は進みません。今回は1時間近く並びました。。。
西日になった頃の時間が最も綺麗です。13世紀からシエナに伝わる伝統の名物お菓子 パンフォルテです。蜂蜜、アーモンド、オレンジやレモンの皮の砂糖漬け、小麦粉、スパイスなどを混ぜ合わせて焼いたお菓子です。
その他、リッチャレッリというアーモンドと卵白のサクサクした伝統のクッキーも名物です。
フィレンツェのバスターミナルに帰ってきました。
この明るさで19時です。
フィレンツェの名物料理といえば、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナです! 直訳してフィレンツェ風ステーキですが、コレが美味しいと地元でも人気が高いトラットリアを予約してあるのですぐ向かいます。
ちなみに今回の夕食、ビステッカが最低1kgからのオーダーのため、とても1人では無理ということで食仲間を募り、トラットリア近くで待ち合わせしました。“フィレンツェの美味い店” が多く集まるサント・スピリト地区にある16世紀創業の老舗です。あっという間に満席なので予約必須。
お店の人に「ここのおすすめパスタは何?」って聞いて出てきたのがコレ。イタリアには何十回と来ている筆者も今までに味わったことが無い料理で、美味しいんだけどそれ以上にとっても不思議。チーズをふんだんに使ったこってり系で薄味、食感はリコッタチーズを入れ過ぎて固まりきらないニョッキと言った感じ(笑)
そしてこれがビックリするほど赤ワインに合う!
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ。キアーナ牛という白毛で大型のトスカーナ産ブランド牛(赤身の肉)を使います。近年は生産量が減っているので単価も高く、別の牛を使っているにもかかわらず “Bistecca alla Fiorentina” を名乗っていレストランもあるので注意。ちなみに、このお店は注文が最低で1kgから。
厚さ4〜5cmの肉を炭火で焼き、焼き加減はレア。味付けは塩だけというシンプルなステーキですが、これが最高に美味しい! その理由は熟成させた赤身の肉にあります。熟成させることでタンパク質がアミノ酸(旨味成分)に変化し、アミノ酸が何倍にも増す。
霜降りは脂の旨味ですが、こちらは肉本来の旨味が凝縮しているというわけです。
レアなのに全く血の感じが無く、脂っこくないためサッパリしていて、とてもやわらかい。噛めば噛むほど旨味が口に広がります。
この手のお肉はなかなか日本では味わえません。
今回のディナーは2人でこのパスタ一皿、ステーキ1kg、デザート2つ。本当はもっといろいろ食べたかったんですが、ビフテッカが最低1kgからのオーダーのため、これが限界でした。
料金はハウスワイン500ml、赤ワインのボトル1本、お水1Lを合わせて2人で 97。 一般的なレストランであれば妥当な金額かなとも思えますが、本物のビフテッカは本当に単価が高いので、それを考えたら良心的な値段だと思います。
お店の詳細については電子書籍版にて。
明日はフィレンツェ1日観光です。
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