コルティナからヴェネツィアへ!
長距離バスの旅イタリアの世界自然遺産ドロミテを個人旅行で絶景ハイキング

コルティナからCortina Expressでヴェネツィアへ移動

列車が走っていない場所は長距離バスの利用が便利です。

今日はコルティナから今回の旅の最終目的地 ヴェネツィアへ長距離バスで移動します。


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スイス・イタリア山岳リゾート10日間の個人旅行 目次

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6日目 2014年7月7日(月)

昨日のハイキングでご参加のお二人とも多少お疲れかなと思ったので、今日の朝はゆっくりと。
ということで、筆者一人でホテルから片道40分のハイキングをしてきました。

ハイキングと言ってもコルティナの町はずれにあるビューポイントに写真を撮りに行っただけですが^^
でも見て下さいこの眺め! コルティナの町を少し離れればこの絶景です。

コルティナの絶景ビューポイント
写真中央下の方にコルティナの町中心部にある教会が見えています。
おすすめの絶景ビューポイント
誰もいないのでこの景色を独り占め。筆者おすすめのビューポイントです。
コルティナのパノラマ絶景写真
ポガマニョン 2,450m。この眺め午後の方が断然綺麗で、山が太陽で照らされる絶景は大変素晴らしいです。

旅の最終目的地 ヴェネツィアへ!

Cortina Expressのバス

ホテルを10時50分にチェックアウト。このくらい朝のんびりできると体が休まりますね。

そしてコルティナのバスターミナルからCortina Expressのバスに乗ります。メルセデス・ベンツ製の乗り心地良い長距離バスです。

このバスは朝一番とお昼頃出発の1日2本のみなので、これを逃すと明日までバスが無いということで、日本から手配しておきました。Cortina Expressの公式サイトからオンラインで予約&決済ができるのでとても便利です。

バスは11:30に出発。

メストレ駅に到着。ヴェネツィアまでもうひと息!

メストレ駅
左に写っている券売機で切符を購入。クレジットカードが使えるので便利。

バスはヴェネツィア空港を経由して14時にメストレ駅に到着。ここがバスの終点です。ということで、メストレ駅で切符を買いヴェネツィアまで列車で向かいます。

メストレはよく団体ツアーで宿泊することが多い町ですね。ヴェネツィア本島内のホテルはかなり割高なので、ツアーでは島内に泊まらず対岸のメストレに泊まるというわけです。

でも、この旅行記を読まれてる皆さんは是非ヴェネツィア本島内に宿泊してみて下さい。わずかな宿泊費をケチってメストレに泊まるなんてもったいなさ過ぎです。

ヴェネツィアに何十回と訪れていてヴェネツィアの魅力を知り尽くした筆者のアドバイスです^^
ヴェネツィアへの車窓

メストレ駅を出発すると数分で視界が開けて海が見えてきました!

ずっと向うにヴェネツィアが見えています。筆者はこの眺めを見慣れてはいますが、見る度に「ついに来たかぁ〜♪」と、なんだかウキウキしてきます(笑) そのくらい魅力的な街なんです。

ちなみにこの橋はイタリア本土から4km離れたヴェネツィアを結ぶ唯一の橋で、鉄道と道路、歩道(未だかつて歩いている人を見たことは無いが)で構成されています。

この橋を渡り終えた場所が終点のヴェネツィア・サンタルチア駅です。
ヴェネツィア・サンタルチア駅
ヴェネツィア・サンタルチア駅に到着! 駅を出ると目の前にこの景色。
やっぱりこの町は違います^^
ヴァポレット乗り場は行き先ごとに乗り場が違うので要確認。
ミズリーナ湖とトレ・チーメの絶景風景
ヴァポレットはリアルト橋を通過。各駅停車なので非常に時間がかかります。
ヴァポレット
ヴェネツィアの公共交通手段と言えばこのヴァポレット。スーツケースと共に1番の船に乗ってホテルを目指します。
サンマルコ広場方面の乗り場は駅を出て正面一番右の乗り場です。
アカデミア橋
大運河に架かる唯一の木製橋であるアカデミア橋。ここを通過するとサンマルコ広場はもうすぐ。
おすすめホテルの豪華ロビー

サンマルコ広場の手前で下船して桟橋から歩くこと数分でホテルに到着。

ロビーにはヴェネツィアンガラス製の巨大なシャンデリアが吊るされる雰囲気良いヴェネツィアンスタイルのホテルです。

ヴェネツィアのホテル選びですが、実は世界でも屈指の難しさなんです。というのも、この町は少し歩けばすぐに運河へぶつかり、そこには橋が架かっているものの全て階段付きの太鼓橋。そう、スーツケースを持った移動となると橋を渡るのが一苦労なんです。

ということで、筆者の場合はヴァポレット乗り場から一つも橋を渡らずに歩いて行けるホテルだけに絞って探します。ただ、この探し方はヴェネツィアの町を良く知っている人でないと難しいんですよね…。迷路のような町なので。

ヴェネツィアンスタイルのホテル内装
伝統的なヴェネツィアンスタイルの素敵な内装。窓からは運河が眺められます。ちなみにヴェネツィアは場所柄どのホテルも部屋は狭いです。
ヴェネツィアのおすすめホテル
ホテル最上階のテラスからはヴェネツィアの眺めが良いです。立地もクオリティもとても良い筆者お気に入りのホテルです。
サンマルコ広場
夕方に撮影。サンマルコ広場はこの時間帯が特に綺麗。

ホテルにチェックインして30分程度休憩し、その後歩いてサンマルコ広場へ。

ナポレオンが「世界で一番美しい広場」と絶賛をしたと言われるだけのことはありますね。

この日は移動日でもあり旅の終盤ということで、ご夫婦もだいぶ疲れが溜まっている様子。というわけで今日のヴェネツィア観光はサンマルコ広場の周りをちょっとだけ散策する程度にしておきます。

ヴェネツィアンスタイルのホテル内装
カフェ・フローリアン。1720年創業でヴェネツィア最古のカフェとして、またカフェラテ発祥のお店としても有名なお店です。
ヴェネツィアのおすすめホテル
せっかくなのでカフェ・フローリアンでちょっと一息。店内は1800年代の装飾が当時のまま残されているので本当に歴史を感じます。
お値段はお安くないので場所代ということで割り切りましょう^^
サンマルコ広場の鐘楼の絶景

サンマルコ広場にそびえる鐘楼からの眺めです。ここはエレベーターで頂上まで行けるので、誰でも気軽にヴェネツィアの絶景を楽しめます。

この鐘楼は多少行列が出来ていてもエレベーターが大型なので比較的列が進むのが早く、時間の無いツアー客でも気軽に絶景が楽しめるおすすめスポットです。

ちなみにこの鐘楼は1173年に灯台として建てられていますが1902年に倒壊。現在の鐘楼は1912年に再建されたものです。

尚、写真手前の5つのクーポラがサンマルコ大聖堂、右側の白い建物がドゥカーレ宮殿です。
ヴェネツィアの絶景
鐘楼から眺めるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会です。まさに絶景ですね!
ちなみにこの教会の鐘楼もエレベーターで上ることが出来るのですが、眺めが素晴らしいので時間がある方は是非行ってみて下さい。

サンマルコ大聖堂

夕日に輝くサンマルコ大聖堂。

今日はもう遅いので入場は明日にします。
これで本日の観光は終了!

夕食までの時間はホテルでゆっくり休憩することにします。
ヴェネツィアのおすすめレストラン

本日のディナーはこのリストランテ。
地元の人にも人気があるので予約必須のお店です。

ここは筆者が10年前からひいきにしているヴェネツィア料理のお店なんですが、何を食べても美味しいです。

このリストランテのメニューはその日に市場で仕入れた食材によって変えるというこだわりようで、メニューには今日の日付も記載してあります。つまり毎日メニューを刷ってるわけです。

ちなみにヴェネツィアはイタリアの中でも最もレストラン選びが難しい町の一つで、観光客目当ての高くて美味しくないレストランが非常に多いです。特にサン・マルコ広場周辺のレストランは要注意。出来ることなら事前に調べるか宿泊ホテルでお勧めレストランを教えてもらうのがおすすめです。
超おすすめの絶品パスタ
筆者一押しがこのパスタ。イカ墨を生地に混ぜ込んだタリオリーニをロブスターソースで和えた一品で、本当に豊かな魚介の香りと味を堪能できます。
これを食べられるお店は数少なく、筆者がこのお店にハマった理由が10年前にこのパスタをここで食したのがきっかけです^^
ヴェネトの白ワイン
ベテランのカメリエーレに選んでもらったヴェネトの白ワインです。これが本当に美味しかった!
スカンピ(手長エビ)のグリル
スカンピ(手長エビ)のグリル。細いので身は少ないですが、身がジューシーで魚介の旨味とグリルの香ばしさが絶妙!
注文は重さ、又は本数で注文します。一人分だと最低でも3尾〜4尾くらいないと満足できません。単価は高めです。
自家製ティラミス
自家製ティラミス。見ての通り美味しいに決まってます。


次のページはヴェネツィアの名所をのんびりと巡ります。

ヴェネツィアを歩く。筆者おすすめの名所巡り (近日公開!)