アマルフィの街並み - 白い壁と狭い路地 -
アマルフィの街並みの特徴である白い壁と狭い路地。この白い壁と狭い路地は迷路のように入り組んでおり、イスラム文化の影響を受けた地域でよく見られる街並みだ。
もともとこのスタイルはマグレブ(北アフリカ)の文化であり、白い色は強い日差しでも家の中の温度を上げない知恵であり、細く迷路のような道は町の中に多くの日陰を作るため、又、敵の侵入を妨げる目的がある。
同じような街並みはスペインのアンダルシアや、チュニジア、モロッコなどで多く見られ、これらの場所は歴史的にも全てアラブ人で繋がる。つまり、アマルフィもアラブの文化の影響を強く受けていることが街並みからもよくわかる。