列車で巡るスイス個人旅行記。絶景の旅
スイス政府観光局協賛企画! 列車で巡るスイス個人旅行

シニア世代向け! のんびりスイス個人旅行 列車で巡る絶景の旅!

歩かずに楽しめるスイス絶景の旅! これなら足腰に自信が無い方でも大丈夫!

今回の旅は 「足腰に自信がないシニア世代でも楽しめるスイスの絶景 ゆとりの旅」 がメインテーマです。

この企画のきっかけはご年配のお知り合いから「ツアーでスイスに行きたいんだけど足腰に自信がないので他のツアー客の迷惑になってしまうのでは?」と相談されたのが始まりです。実際にこのような心配からスイスのツアーを断念してしまう方は結構いらっしゃいます。

そこで、「自分のペースで休みながら観光したりハイキングしたり、体調を見ながら現地で自由に予定を変えられる個人旅行はいかがですか? 僕(筆者)が同行しますから。これなら誰にも迷惑かけないし、思う存分旅行を楽しめますよ。」と提案。今回のスイス個人旅行が実現した経緯です。足腰に自信がなくても諦める必要はないんです! じっくりと計画した甲斐もあり、ツアーでは実現不可能な大変素晴らしい旅行になりました。

今回のスイス個人旅行の準備では、当企画の趣旨にご賛同頂き、いろいろとご協力頂いたスイス政府観光局のWebサイトを活用しましたが、具体的にスイスの旅行情報をどのように調べたか? どうやって個人旅行の手配をしたか? どんな旅行をしてきたか? など、旅行記を通じてスイスの魅力とスイスを個人旅行する際に役立つ実践的なアドバイスをお伝えしたいと思います。

尚、今回のスイス個人旅行は70代ご夫婦2組(うち1名が腰が悪く、1名が膝の調子が悪い)と案内役の筆者(当サイト代表)の計5名での列車の旅になります。

スイス個人旅行 9日間 列車で巡る絶景の旅 目次

専属添乗員の同行するおすすめ個人旅行

オーダーメイド個人旅行の専属同行の詳細はこちらをご覧ください。

格安でおすすめの海外旅行保険

海外自由旅行をするなら必須! 旅行会社や空港の半額で申込める格安のネット申込み海外旅行保険です。

格安のWi-Fiルーターをイタリアでレンタル

Wi-Fiルーターは個人旅行の強い味方! いつでもどこでもインターネットが使えます。おすすめの格安レンタルWi-Fiルーターをご紹介。


チューリヒ空港に到着

スイス個人旅行の始まり!

1日目 2015年6月25日(木)

スイスの玄関口チューリヒに到着!

今回は飛行機を降りてから入国審査を経て Baggage claim(荷物受取所)へ。

尚、シェンゲン協定加盟国を経由する場合はチューリヒで入国審査をせず、飛行機を降りたらそのまま Baggage claim(荷物受取所) に直行します。
チューリヒ空港に到着
Baggage claim。飛行機を降りてからここまで来るのに10分かからず。さすがスイスですね。設備やルールがキッチリしていて無駄が無い。入国審査をしても10分かからないって凄いです。荷物が出てくるのも早いです。
チューリヒ空港内ショッピングエリア
荷物を受け取って税関を出たところ。このフロアにはスーパーやフードコートなどお店がいっぱいで使い勝手がとても良いです。チューリヒから帰国の際もここに来るので、今回はすぐにエスカレーターを下って空港駅に向かいます。
チューリヒ空港駅
チューリヒ空港駅の切符売り場。税関を出てからここまで歩いてわずか3分。

今回の旅行は「スイストラベルパス8日間」を利用します。
使用開始日から8日間、スイスの鉄道や船に乗り放題(一部区間は無料ではなく割引)の便利な鉄道パスで、今回の旅程ではその都度切符を買うよりもパスの方が料金的にお得になる計算です。

物価高のスイスを鉄道で周遊すると交通費だけで結構な額になるので鉄道パス利用は安心感がありますし、混んでいる駅の切符売り場にいちいち並んで切符をその都度買う必要が無くなるのは本当に楽です。個人旅行が不慣れな方にとって、慣れない土地で慣れない言語で切符を買う作業は意外と労力を使うので、その面倒な作業が無くなるのは精神的にも大きなメリットです。

スイストラベルパスの詳細

スイスのお得な交通パス
スイストラベルパスとパスポート

スイストラベルパスは使用開始前にバリデーション(パスの有効化手続き)を行う必要があるため、この切符売り場で手続きを行います。バリデーションに必要なのはパスとパスポートのみ。

バリデーションの手続きも簡単。切符売り場でスイストラベルパスとパスポートを差し出して一言「バリデーション プリーズ」でOKです。難しい会話は一切必要ありません。
ついでに、これから乗る列車の出発時間と番線を聞いておくと安心です。

尚、スイストラベルパスはスイスでは購入できないので日本を出発する前に購入して準備しておきます。

ちなみに、筆者は旅行会社で買うよりもずっと安くて確実な レイルヨーロッパ でネット購入することが多いのですが、今回はキャンペーンでお得になっていた欧州エキスプレスで購入。
列車で移動
3番・4番ホームへのエスカレーター。電光掲示板で出発時間と行先を確認してエスカレーターを下ります。
スイス国鉄
エスカレーターを降りた目の前がホームです。この列車でルツェルンへ向かいます。
スイスの列車の荷物置き場

スイスの列車はこんな感じで荷物置き場があることが多いので、鉄道の旅がとてもしやすいです。また、日本のように乗車率も高くないので、座れないことはまずあり得ないので予約も不要(一部予約必須の列車は除く)。

尚、貴重品の入った荷物や小さなバッグなどは自分の席に必ず持っていくようにしましょう。

ちなみに、スイスの鉄道も他のヨーロッパ諸国と同じで改札が無く、切符やパスは車内で車掌さんが回ってくるのでその際に見せればOKです(乗車日が記載されていない切符の場合は駅にて刻印が必要)。今回はチューリヒ中央駅を出発して少し経った頃に車掌さんがやって来ました。
チューリヒ湖の絶景車窓
夕刻の車窓。チューリヒ中央駅を出ると左側にチューリヒ湖が見えてきます。
ルツェルン駅のホーム
約1時間でルツェルン駅に到着。
個人旅行でホテルの立地が重要

ホテルに21時頃チェックイン。ルツェルン駅から徒歩5分で、カペル橋まで徒歩3分という大変便利なホテルです。個人旅行ではホテルの立地はとても重要なので、自分たちの行動予定に合ったホテル選びが大事です。

今回は足腰が悪い方が2名いるため、なるべく駅から近いことを最優先してホテル選びをしています。

ちなみに、今回はチェックインが夜遅くなることがわかっていたので、その旨を事前にホテルへメールで伝えておきました。

ホテルの手配に関しては下記ページをご参照下さい。
ホテルの手配について (準備中です)
地元で人気のレストラン

今日の夕食は地元民にも人気のビアホール Rathaus Brauerei で軽く。立地が凄く良くて気軽に立ち寄れるので、筆者がルツェルンに来る時は良く利用してます。

機内食を食べてそこまでお腹が空いてなかったので、地ビールと美味しいソーセージで簡単に済ませました。
ちなみにこのレストラン、醸造所にもなっていて、ここで地ビール作ってるんです。そりゃぁ美味しいに決まってます^^

もちろん軽食ではなく、メニューもいろいろあるのでしっかり食事することもできますよ。
スイスの食事
ニュルンベルガー・ヴルスト。味がしっかりしてるのでビールによく合います! マスタードを付けても美味しいです。その他、ブラートヴルストもおすすめ。ソーセージの下に敷いてあるのはザワークラウト。スイスはドイツ系文化が強いので料理にもそれが表れてますね。
おすすめの絶景ビューポイント
ビアホールはカペル橋の目の前という立地の良さ。ライトアップされた橋を眺めながら地ビールを味わって美味しいソーセージでもつまめば気分良いに決まってますよね。ツアーではこういう場所で食事しないので、地元の雰囲気に浸れるこういうレストランは個人旅行ならでは。


スイス個人旅行の初日はこんな感じで終了。まだ先が長いので食後はすぐにホテルに戻ってゆっくりお休みです。
次のページはルツェルンから日帰り観光&ルツェルン旧市街をのんびりと巡ります。

ルツェルン旧市街&ピラトゥス1日観光