アズハル・モスク

アズハルモスクはカイロで3番目に古いモスクで、972年に完成。建設当時から多くの巡礼者が訪れる重要なモスクである。

当時、巡礼に来たついでに故郷から持参したものを売り、そこで売られているものを買って故郷に戻るというのが巡礼の典型的なパターンであったが、アズハルモスクに隣接してハーン・ハリーリ市場が作られたことなど、アズハルモスクの重要性が伺える。

このアズハルモスクは世界最古の大学でもあり、988年にファーティマ朝がこの場所に付属のマドラサ(イスラム教神学校、高等イスラム教育施設)を創設したことが始まり。

これが現在のアズハル大学となっており、アズハルの宗教学は世界のイスラムに鳴り響いている。
現在ではイスラム神学やアラビア語学部、医学部や理工学部など13学部、2万人の学生 (内、留学生は4000人) と2千人の教授陣を有する最大のイスラム大学となっている。

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アズハル・モスク (カイロ・イスラム地区)
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