エジプトのピラミッドの中でも最も典型的なピラミッド・コンプレックス(ピラミッド複合体)である。
ピラミッド複合体は、ピラミッド、上神殿(葬祭殿)、参道、下神殿(河岸神殿)、スフィンクス、スフィンクス神殿から構成されており、創建当時のピラミッド・コンプレックス(ピラミッド複合体)が現在もほぼ全て残されている、非常に重要で貴重なピラミッド。
スフィンクスの正式名称は「シェプス・アンク」。 “シェプス” は「姿、形」という意味があり、“アンク”とは「復活、再生の神」であることから、すなわち「太陽神」なのである。
スフィンクスはその場にあった岩山を削って造られており、頭の部分だけ別の場所から運ばれてきた硬質石灰岩で造られている。つまり、頭の部分と胴体の部分では石の種類が全く違うことになる。
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