カッパドキアで確認されている36ヶ所の地下都市の一つで、1964年に発見。 都市の広がりは4km2 ほど、地下8階まで確認されており、深さ65mに及び、通気孔の深さは85メートル、家畜部屋、地下1階のワイン製造所や地下2階の食堂、寝室、穀物貯蔵室、学校など様々な部屋があり、地下7階には教会まで造られているが、現在は地下4階まで一般公開されている。
ビザンチン帝国の崩壊後、7世紀頃に東方からアラブ人やイスラム勢力が侵入してきたため、身を隠す必要があった。 しかし、地下都市が何のために造られたか、いつ造られたかなど明確な記録が残されていないため、解明されていない。当時カイマルク地下都市は、約15000人が暮らしていたと推測されているが、この数字も様々な説が唱えられている。
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