イムナイドラは3つの神殿からなる複雑な造りをし、最初に造られた最古の神殿は紀元前3600-3200年のもの。つまり、エジプトのギザのピラミッドよりも1000年も前に、この巨石神殿を築いたことになる。
この神殿群は秋分・春分の日に神殿奥へ光が差し込むよう設計されている。そのため、天文観測所および暦に関連する機能を果たしていたのではないかと推測されており、高度な天文学と数学の知識を持っていたことがわかる。また、ハジャーイム神殿よりも硬い珊瑚質の石を用いたため、より難易度が高い技術が必要であり、建造技術に関する複雑な知識と優れた技量も示している。
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