サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)

フィレンツェのシンボルであるドゥオモは、イタリア・ルネッサンスを代表する建造物で、石積み建築のドームとしては現在でも世界最大。1296年に着工し、140年以上の歳月をかけて建設されたため、ゴシック・初期ルネサンス・ネオ・ゴシックの各様式が混在し、見事に調和している。

フィレンツェの大司教座聖堂として、写真左からサン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオモ(大聖堂)、ジョットの鐘楼の三つの独立した建築物で構成。一つの建造物として建てるのではなく、このようにそれぞれを独立させるスタイルは、ロマネスクの時代で流行したもの。

ちなみに、サン・ジョヴァンニ洗礼堂はこの三つの建造物の中で最も古く、12世紀のロマネスク建築。内部のモザイクも素晴らしいが、ここで最も有名なのがギベルティ作の「天国の扉」。ルネサンス美術の先駆けとなる作品だ。

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