ベナレスとガンガー

ベナレスの起源は現在も不明であるが、「ベナレス郊外でブッダの最初の弟子となった5人に説教を行った」という紀元前6世紀以前の神話にベナレスの記述が残っている。

ベナレスの歴史は様々な国に支配されてきたが、イスラム勢力に征服されると、イスラム教徒、ヒンドゥー教徒が互いに共存した時代があるものの、厳格なイスラム支配者の時代に偶像崇拝が禁止され、多くの宗教施設が破壊された。そのため、現存している建物の多くは、東インド会社の進出によるイギリスの統治下におかれた、18世紀以降のもの。

ガンガー(ガンジス河は英語名である)は、ヒンドゥー教に伝わるガンガーを神格化した女神であり、川そのものが信仰の対象となる。

「母なる川ガンジス」とも呼ばれる由縁はここにある。

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