フマユーン廟 Humayun's Tomb
フマユーン廟は、ムガール帝国が最初に建造したペルシャ系イスラム様式の壮麗な墓廟。
初代皇帝は、父方がティムール王家、母方がチンギス・ハーンの血を引くといわれるザーヒルッディン・バーブル。息子が二代皇帝フマユーン。フマユーンは一時、弟達に国を奪われてしまい、ペルシャに身を寄せたことがあったが、再び奪還するなど波乱の生涯を送った。
皇帝の死後、妃が1556年に建立したのがこの廟である。白大理石と赤砂岩で造られた壮麗な廟は、タージ・マハル建設に多大な影響を与えている。庭園は当時から変わらずに現存する唯一の例として興味深い。
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デリーのフマユーン廟 1993年登録 世界文化遺産
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