写真にある岩山の頂点から右下に向かって伸びているグレーの筋が登山道になる。エアーズロックはアボリジニの土地であり、聖地であるため、階段などの人工的な構造物は作られていない。ただし、安全の面から岩に膝の高さほどの杭が打たれ、チェーンが張られている。しかし、その部分も極わずかで、写真にあるグレーの筋の急な斜面のみである。ちなみに、この写真では登山口が閉鎖されているため、誰も登っていない。
エアーズロック登山は午前中のみ。気温が低いため、大気が最も安定している時間帯であるのが理由。 エアーズロック登山のベストシーズンは9〜10月。気温が低く、登山には最適である。11月以降は気温が上昇してくるため、登山口がクローズされる確立が上がってくる。なお、夏季のエアーズロック登山は脱水症状を起こす観光客が多いため、禁止されている。
オーストラリア政府は、エアーズロック登山を禁止すると発表。アボリジニの聖地であること、年間30人ほど、滑落して亡くなっているとが主な理由。早ければ2011年10月にも、全面的に禁止される見通し。
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