シクロ

シクロとは自転車タクシーの事で、ベトナムでは全土で見かける公共の乗り物。

バイクタクシー(セオム)より割高のため地元の人の利用頻度は少ないものの、荷物が多い時などに利用する人もいる。

シクロの乗り方

  • タクシーの場合は降りる際にメーターの料金を支払うが、シクロの場合は乗る前に場所を言って値段交渉をする。 相手が観光客だと平気で相場の倍近くの値段を言うシクロのドライバーが多いので、ドライバーの言い値の半額で交渉開始。 もしドライバーがすんなりと了解したら、相当吹っ掛けているので、更に値切れる。 ホテルやレストランなどで事前にシクロの相場を聞いておくと安心。
  • 降りる際に交渉で決めた料金のみを支払う。チップは不要 (特別親切にしてくれた、又は、わがままを聞いてもらった場合は少々チップを渡してもいい)。
  • ぴったり料金を支払えないと「お釣りがない」という理由で料金を吊り上げようとするドライバーもいるのでなるべくお釣りが出ないように支払うとスムーズ。 実際にお釣りを持っていないドライバーは多い。
  • 降りる際に事前に決めた料金より高く請求してくるドライバーもいるが、正当な理由が無い場合以外は払わないこと。 高く請求されたからといって、その場で料金交渉で値切ろうとする観光客が稀にいるが、お人好しにも程がある。 値切り交渉は不要。事前に決めた料金だけを払い、降りればよい。
  • シクロは車と同じように一方通行の標識は守らなければいけないため、遠回りをしなければ行けない場合もあることを覚えておくこと。
  • ホーチミンのように交通量の多い町でシクロに乗ると、排気ガスをもろに浴び、顔や服が汚れることが多々あり。
ベトナムのシクロ