パルテノン神殿とアクロポリスの丘

アクロポリスとは、古代ギリシャ語で「高い丘の上の都市」という意味があり、ギリシャ国内にはアテネ以外にもアクロポリスがいくつか存在しているが、ここアテネのアクロポリスでは「神殿が建てられた聖域」と言う意味あいが強い。 ちなみに、「ポリス」という単体の言葉としては、「都市国家」という意味。

標高約150mの石灰岩の丘の上に、神殿や公共建築物が集まる宗教や政治の中心地として使用され、紀元前5世紀には神域として古典文化の黄金期を迎えた。

特に世界的に名高いパルテノン神殿は古典期ギリシャ建築の中で最も評価されている。

ドーリア式のパルテノン神殿はアテネの守護神アテナ女神の聖域として、紀元前447〜438年に完成。

その他、前門プロピレア、エレクテイオン、ニケ神殿、ディオニュソス劇場は世界的に名高く、一級の観光名所として見逃せない。

このアクロポリスの丘の全景写真は、丘の裾から西隣に位置する低い岩の丘 “アレオス・パゴス” から撮影。 アクロポリスの丘の絶景ポイントとしておすすめのスポット。

パルテノン神殿とアクロポリスの丘の写真

アテネのアクロポリス 世界文化遺産 / 1987年登録